何が信長を油断させたか
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今週の博士ちゃん(サンドウィッチマン)は結構面白かった。
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本能寺の変が起きた理由
信長の外に敵がいるのは百も承知。幾千幾万とて問題にならない。
内に敵がいたことが問題。
この内なる敵は、信長の油断が作り出したもの。信長の愛情表現が生んだものと言い換えても良さそうだ。
信頼するから、兵と役割を与える。期待が大きいから叱責する。
恐怖心で従っている家臣もいたかも知れないが、信頼と期待で包み込んで成長と自律を待つ。
それが叶わない部下は追放する。出なければ家が持たない。
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葛藤
他所から来た人は油断ならない。戦力にするには信頼しないといけない。
急ぐ信長は油断が勝ってしまった。信頼を急いだ。
家康は急ぐを是としない教訓を得た。
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ビジネス社会
転職を繰り返す奴は、最後のところで、何となく、信用できない。顧客、ビジネスパートナー、社内に築いた人間関係を終了させて転職する奴を信用できる訳が無い。
顧客信頼より自分のキャリアを優先させる人とも言える。あるいは単に無能無責任で信頼を得られない人。
転職を繰り返す奴は、口先は上手いが腹の中は分からない。それでもいい経営者が簡単い騙されてしまう。外を知っている奴の強み(魅力)に翻弄されるのだ。
これは現場担当者レベルの話ではない。役員として移る人も何も変わらない。
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一つの会社の滅私奉公の時代ではない。経験を生かして飛び歩くのが現代的という声は多いが、実際を知らない。そういう連中は、結局、他人事、素人、俄か評論家。
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歴史を見れば、罠に嵌ったのは明智光秀の方だったかもしれない。唆した(そそのかした)のは、京都とか家康とかあるいは秀吉とか、。秀吉は、少なくとも、ヤバイ状況とは思っていただろう。毛並みのいい信長の方がリスクを小さく見ていた。
信長が京都を脅かす存在。その朝敵を撃った光秀は英雄になったのだろうか。
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先の見通しがないままいきなり暴走を始める奴。一人合点で会社有を苦境に追い込む経営者。
しっかり咎める人材あるいは仕組みがあればその会社は軌道修正できる。
残念ながら、経営者あるいは為政者の決断が、信長のそれ(組織の外に対する破壊力)か、光秀のそれ(組織の内部に対する破壊力)か、分かり難いこと。
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光秀の謀反は、疑いをベースにした統治体制にせざるを得ないとした意味で、ネガティブな影響が大きい。日本国の在り方を委縮させるものだった。
今の日本でも組織の中を見渡せば、パワーゲーム(組織内の追い落とし)に置け暮れる存在に気付く。そいつの出世は既得権に胡坐をかくだけで、外との競争には全く機能しない。
政治の世界でもビジネスの世界でもうんざりするくらい非生産的な内部抗争を遊んでいる輩を見かける。組織の成長より自分のポジションが大事。政治家に国士の姿はない。公務員も公僕でも何でもない只のサラリーマン。
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信長の油断を教訓としてとらえてはいけない。光秀を庇い立てしてはいけない。
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織田信長は木村拓哉より高橋幸治!?
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