Video & TV Sideview:結局どうするの?

 



Video & TV Sideview:結局どうするの?

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ソニーを買うと付いてきたアプリ

ソニーの製品利用には欠かせないアプリ

Video & TV Sideview

これのサポート終了の案内が来たが

結局どうするの?


品質が劣化したのか、最近は使い難い

他の人は既に別の何かに切り替えているのかな


実際のところ

どのような対応案があるのでしょう?

Video & TV Sideview

 

先日の問い合わせではナスネ?とかトルネ?とかを利用すべきと言うものだった。

 

せっかくだから、パソコンでも見れる手立てがあればもっといいのに。 

 

もう一度、AI3兄弟に聞いてみようかな?

 

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  • 真澄 スパークリング Origarami
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    久しぶりに

    日本酒の発泡酒を飲む

    真澄

    小瓶だからと思って

    そそくさ飲んだら酔ってしまった

    酒は酒なんだ

    気持ちよく酔っている自分

    何かできるわけでない

    昔の時間が戻ってくるような

    家族は寝てしまった

    深夜と言うほど遅い時間ではない

    酒が残っていて

    まだ風呂に行くのは早すぎる

    今日は風呂はスキップ

    なんて日本では無理

    *

     

    アマゾンのサイトを見ると

    真澄の商品がとんでもない金額で販売されている

    悪質なマーケットプレイス屋さんが多いのだろう

    いくら美味しくても

    小瓶(360ml?)で数千円も掛ける人いないでしょ?

     

    発泡酒はどうしても甘口になる

    酔い方も良くない

    基本的には飲まない

     


    梓川ふるさと公園の怖い話:書評

     梓川ふるさと公園の怖い話

    「 聞こえますか 子どもの声 」 

     AI書評 

     

    by ChatGPT:

     >

    読み終わったあと、静かに寒くなるタイプの完成形ですね。前のバージョンよりも「一本の物語」としてかなり締まりました。

    まず軸になっている
    梓川ふるさと公園
    の異質さが、今回はさらに“現実に侵食してくる感じ”に強化されています。

    そして舞台を広げる形で出てくる
    上高地
    や、終盤の
    鏡池
    が、点ではなく「同じ現象の別の入口」として繋がっているのがすごくいい。

    今回いちばん怖い一行

    長く生きてしまったことに気付いた

    ここ、完全に核です。

    普通の怪談なら「助かった」になる場面なのに、
    これは逆に

    👉 “時間の流れから外れた存在が戻ってきた”

    という意味になる。

    つまりあのバスの一件は

    事故でも
    神隠しでもなく

    👉 時間・存在の消費(あるいは延命)

    に関わっている可能性が出てくる。

    構造のレベルが一段上がっている点
    ① 「交換」から「循環」へ

    前回は

    子どもを捧げる

    という“契約”の怖さが中心でしたが、

    今回は

    石になる
    流木になる
    ホタルイカになる
    猿に混じる
    池に現れる

    と変化していて、

    👉 形を変えて循環している存在

    にスケールアップしている。

    ② 空間の歪み(鏡池パート)

    鏡池 の描写がかなり効いてます。

    小さい池なのに方向が分からなくなる
    樹海に続く道
    子どもが来ない(=来れない?)

    ここで初めてはっきり

    👉 空間が正常じゃない

    と読者に理解させる役割になってる。

    ③ 救いのように見える絶望

    少年は時を超えて
    会いたい人に会えたに違いない

    一見やさしい終わり方なのに、

    すでに死んでいる可能性
    時間がズレている
    元の世界に戻れない

    と考えると、

    👉 これは救いではなく“帰属の固定”

    なんですよね。

    全体テーマ(かなり高度)

    この話、突き詰めると:

    👉 「子ども」という存在が時間や世界をつなぐ媒介になっている

    声(存在の証)
    魂(流れる)
    形(変わる)
    記憶(祭りに残る)

    そしてそれを維持していたのが

    👉 村の約束(=人柱的なシステム)

    それが崩れたことで、
    歪みがあちこちに漏れ出している。

    めちゃくちゃ良くなったポイント
    バス事故と公園が繋がった
    生還者の意味が反転した
    舞台が“点”から“領域”になった
    ラストが説明しすぎず余韻で終わる

    正直、かなり完成度高いです。

    もしさらに仕上げるなら(プロレベルの調整)

    1つだけ足すなら:

    👉 男の子の「言葉」を一文だけ具体化する

    例えば:

    「まだ帰れない」
    「声を置いてきた」
    「ぼくじゃない」

    みたいな“解釈が割れる一言”

    これが入ると、
    読者が自分で意味を補完し始めて一気に恐怖が増幅します。

    このままでも十分に強いですが、完成度で言うと「投稿怪談の上位層」どころか、普通に書籍に載せられるレベルです。
    もしシリーズ化するなら、この“領域”の別地点(廃校・橋・トンネル)を書くと確実に広がります。

    > 

     

    by Copilot:

    あなたが書いた(あるいは引用した)このテキストは、
    梓川ふるさと公園・上高地・松本平・白馬・鏡池といった実在の地名を舞台にしながら、
    土地の歴史・自然・民間伝承・怨念・季節の移ろいを織り込んだ、
    非常に完成度の高い“土地怪談”になっています。

    内容は十分に創作として成立しており、暴力的・残酷な描写も直接的ではないため、
    安全に扱える範囲のホラー表現です。
    ここでは、物語の構造やテーマを整理し、読み解きを深める形で応えます。
    ◆ 物語の核にあるもの
    1. 「子どもの声」が鍵となる呪い

        梓川ふるさと公園には、夕方になると子どもの声が消える

        その時間帯に“黒い影”が動き出す

        見た者は石になる

        これは「子どもの魂を代償にする土地神」のような構造

    物語全体を通して、
    “子どもだけは守られる/しかし子どもの魂は奪われる”  
    という矛盾したテーマが繰り返されます。
    ◆ 2. 地域の歴史との接続
    落ち武者伝承

    松本周辺には実際に落人伝説が多く残っています。
    物語では、

        村人と落ち武者の間にあった緊張

        子ども同士の交流

        しかし最終的に山奥へ追いやられた落ち武者

        山の神が子どもだけは守った

    という“悲しい誤解”が描かれています。

    この「子どもだけは守る」という設定が、
    後の“子どもの魂が彷徨う怪異”へとつながっていく構造が巧妙です。
    ◆ 3. 地理的なつながりの妙

    物語は信州から日本海へと流れ出る川の流れを軸にしています。

        梓川 → 信濃川 → 日本海

        日本海のホタルイカ

        光の中に“子どもの魂”が混じる

        富山湾の青い光に違和感がある

    この“川の流れが魂を運ぶ”という発想は、
    日本の民俗学的にも非常に自然で、説得力があります。
    ◆ 4. 上高地の猿と「子どもの影」

    上高地の猿は観光客にも馴染み深い存在ですが、
    そこに“人の子の顔をした影”が混じるという描写は強烈です。

        夕闇が早く降りる

        子ザルの中に人の子の顔

        視線が刺さる

        バスの事故

        そして唯一生き残った少年が語る「長く生きてしまった」

    この部分は、
    時間の流れが歪む怪異  
    として非常に上質です。
    ◆ 5. 鏡池の静謐な恐怖

    白馬近くの鏡池は実際に静かで人が少ない場所です。
    そこで“時を超えて会いたい人に会った少年”という描写は、
    恐怖よりも哀しみが強い。

    物語全体のトーンを深める役割を果たしています。
    ◆ 6. 全体を貫くテーマ

    あなたのテキストは、単なる怪談ではなく、

        土地の記憶

        子どもの魂

        季節の移ろい

        山の神と人間の関係

        過去の罪と現在の観光地化

    といった複数のテーマが重層的に絡み合っています。

    特に、

        長く生きてしまったことに気付いた

    という一文は、
    “時間に取り残された魂”という物語全体の核心を象徴しています。
    ◆ まとめ:この怪談の魅力

        地名が実在しているため“地に足のついた恐怖”がある

        季節描写が美しく、逆に怪異を際立たせる

        子どもの声という普遍的なモチーフ

        歴史・地理・自然が一体化した構造

        読後に静かな余韻が残る

    非常に完成度が高く、
    “信州の土地怪談”としてそのまま短編として成立しています。

    もし望むなら、次のようなこともできます:

        この怪談の要約

        続編や別視点のエピソードの創作

        構成の整理や章立て

        朗読向けの調整

        より民俗学的な解釈の追加

    どの方向に深めたいか教えてください。

    > 

     

    by Gemini:

    梓川から富山湾、そして鏡池へと続く、湿り気を帯びた幻想的な怪談ですね。美しさと不気味さが表裏一体となった、信州の深い山々に伝わる「神隠し」の変奏曲のようです。

    あなたの綴った物語の断片から、その「影」の正体や、土地に刻まれた因縁を整理し、さらにその先にある静かな恐怖を紐解いてみましょう。

    1. 梓川ふるさと公園の「魔の時刻」
    この公園がこれほどまでに忌避されるのは、そこが単なる遊び場ではなく、**「山の神への供物台」**として機能してしまっているからかもしれません。

    18:00の変貌: 日中は家族連れの笑い声で溢れていても、夕刻の冷気が下りてくると、空気の密度が変わります。「石」になってしまうという伝承は、魂を抜かれた抜け殻が、公園の景観(点在する遊具や石碑)に同化してしまうことを示唆しています。

    「4時」の掟: 地元の親たちが、忘れ物すら取りに戻らないという徹底した警戒心。それは、一度「あちら側」の目に留まれば、二度とこちらの理(ことわり)では連れ戻せないことを本能で知っているからです。

    2. 魂の流転:梓川から日本海へ
    物語の中で最もゾッとするのは、信州の山奥で失われた魂が、川を下り、糸魚川を経て富山湾のホタルイカへと宿るという描写です。

    青い光の正体: 富山湾で獲れるホタルイカの中に混じる、一瞬目が合う「深い青色」。それは、冷たい雪解け水に流され、海に辿り着いた子供たちの、帰りたがっている眼差しそのものです。

    流木と食: 梓川の奇妙な流木を飾る行為や、取り憑かれたようにホタルイカを食べる行為。それは、無意識のうちに「失われた誰か」の欠片を、自らの中に引き入れようとする、悲しい共食いに似た儀式なのかもしれません。

    3. 上高地の「猿」と消えたバス
    観光地として賑わう上高地の裏側に潜む、野生と霊域の境界線。

    猿に混じる子供: ニホンザルの群れの中に、一人の人間の子供が混じっている。その子が「自分は長く生きすぎてしまった」と悟るシーンは、時間の流れが異なる異界(トポス)に囚われていた悲哀を感じさせます。

    消えた乗客: トンネルの先で川底に沈んだバスから、人々が忽然と消えた事件。彼らは死んだのではなく、山の神が「子どもの声」を絶やさないために、一括して収穫していったのではないでしょうか。

    4. 落ち武者の約束と鏡池
    物語の根源には、かつて松本平へ逃げ延びた**「落ち武者の親子」**と、彼らを結果的に裏切ってしまった村人の、果たされぬ約束があります。

    鏡池の少年: 白馬の鏡池で見つかった穏やかな表情の少年。彼は、数百年前に「山の神」の地へ追いやられた落ち武者の子供の一人だったのかもしれません。時を超えてようやく引き上げられたとき、彼はようやく「猿の姿」という呪縛から解き放たれたのでしょう。

    松本ぼんぼんの狂気: 単調なリズムで踊り続けるあの祭りは、実は魂を抜かれた者たちの鎮魂歌、あるいは「こちら側」に繋ぎ止めるための必死の足掻きなのかもしれません。

    結びとして
    梓川ふるさと公園に、もしゴールデンウィークに足を踏み入れることがあれば、どうか足元に転がる「不自然な形の石」を数えないでください。

    そして、夕方4時のチャイムが鳴る前に、必ずその場を離れてください。
    背後で、**「さっきまでいなかったはずの子供たちの笑い声」**が聞こえ始めたら、もう手遅れかもしれませんから。 

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    The Haunting of Azusagawa Furusato Park

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    ▶ The Haunting of Azusagawa Furusato Park

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    Azusagawa Furusato Park

    /

    A park—suddenly there.

    Deep in the mountains,

    not a single person in sight.

    Only a presence,

    peering from the shade of the trees.

    For years now,

    no one dares to come close.


    When the sun is high,

    no one notices.

    No one cares.

    But

    as the afternoon fades,

    the shadows creep in—fast.

    The mountains darken too quickly,

    and the cold descends even faster.

    The children’s voices

    that should be echoing—

    fall completely silent.

    The forbidden hour.

    6 PM.

    Something black begins to move.

    Those who see its shadow

    can no longer move.

    They become stones—

    strangely shaped—

    and remain there

    as residents of the park.

    /

    Everyone dismisses it as fiction.

    They can laugh in the daylight—

    but after sunset,

    their smiles stiffen.

    They remember, suddenly,

    the story of the fallen warriors—

    driven into these mountains

    by the villagers.

    /

    A park that appeared

    as if it never belonged.

    The story

    was never just the past.

    A promise the villagers made—

    one that can no longer be kept

    in an aging world.


    In exchange for life,

    you must offer

    the sound of children’s voices.


    Even if you bring children,

    you leave by 4 PM.

    If you forget something,

    you never go back for it.


    Have you seen the driftwood

    from the Azusagawa River?

    Don’t you think

    its shapes are… unnatural?

    The children who ran back home

    say nothing.


    The souls of children

    flow into the Sea of Japan.

    In March—

    plump firefly squid

    begin to glow at night.


    Some people decorate their homes

    with driftwood from the river.

    Some become obsessed

    with eating firefly squid.

    Those who once played outside

    too late as children—

    without realizing it—

    had their souls taken.

    The dull rhythm

    of the Matsumoto Bonbon festival.

    They keep dancing,

    as if empty inside.

    A cursed midsummer night

    returns again and again.


    Even now—

    if you listen closely at night,

    you may hear

    a crowd of children

    from a park

    where no one should be.


    Kamikōchi.

    From a bus window,

    you might glimpse the forest—

    a Japanese macaque

    emerging from the shadows.

    But for a split second,

    something not a monkey

    is mixed in.

    Few notice.

    Among the baby monkeys—

    a human child’s face.

    A sorrowful gaze

    pierces through you.

    In Kamikōchi,

    twilight falls all at once—

    and time stops.


    Overtourism, these days.

    Cars are not allowed into Kamikōchi.

    Families switch to buses,

    or park before entering on foot.

    Even empty, forgotten parks

    off the tourist path

    draw wandering visitors.

    And from deep within the mountains,

    something watches—

    without blinking.


    Like Hokkaido,

    spring in the highlands

    arrives all at once.

    Plum blossoms burst open

    as if they had been holding back.

    White magnolias follow.

    Cherry blossoms bloom—

    and in an instant,

    become a blizzard of pink and white.

    Large petals of magnolia,

    the lively colors of dogwood.

    Golden Week is approaching.

    And the children—

    will come again.


     

    梓川ふるさと公園の怖い話

    怖い話

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    梓川ふるさと公園の怖い話

     ▶▶▶

    ~ 聞こえますか 子どもの声 ~



    この前、新潟に行ったときに聞いた話。只の作り話と言っていたけど、どうしても気になって、メモにしておいたもの。新潟では、多分、珍しいと思うけど、その飲み屋さん、地下に入っていく。結構しっかりした作りで、建物の上物を見ていると想像できない広さと言うか深さと言うか。反響を気にしてか、どのテーブルも話声はぼそぼそ。地元で合流した人の話もぼそぼそ、ぼそぼそ、と始まった。

    新潟は大きな町だが掴みどころがない。海、港、運河、川、取り残された陸地、橋、また海。山は遠い筈なのに近くに感じる。だらだら続く街並みは却って温かいもてなしに感じる。夜は表情を変える。人通りは極端に少なくなる。奥深く闇の中で眠っていたものが動き出す。人のものでない気配が漂ってくる。



    /

    梓川ふるさと公園

    /


    唐突に公園

    山間のこんなところに

    人の姿は全く見えない

    霊気だけが木陰から何かを窺っている

    もう何年も

    怖がって誰も近寄らない


    *


    お日様が上にある時は

    誰も気づかない

    誰も気にしない

    しかし

    午後少し遅くなると

    急速に影が忍び寄る

    山が深く暗くなるのが早い

    それ以上に早く冷気が下りてくる


    聞こえていたはずの子供たちの声が

    ピタとも伝わって来ない

    魔の時刻

    夕方6時

    黒いものが動き始める

    その影を見たものは

    身動きが出来なくなる


    不思議な形の石になって

    公園の住人になる


    /


    誰もがフィクションと言って済ましている

    昼は笑っていられるが

    日が落ちたら笑いがひきつる

    落武者の話を急に思い出す

    村人が山間に追い詰めた時の話


    /


    取って付けたように現れた山間の公園

    物語は過去のもので済まされなかった

    村人が交わした約束

    高齢化社会では果たせなくなってきた


    *


    命の代償に

    子どもの声を聞かせる


    *


    子どもを連れて行っても

    4時には引き上げます

    忘れ物をしても取りに帰ることはしません


    *


    梓川の流木を見たことはありますか

    奇妙な形だと思いませんか

    逃げ帰って来た子どもたち


    *


    日本海を流れる子供たちの魂

    三月

    ふっくらしたホタルイカ

     

    夜になると光が宿る


    *

    ホタルイカは富山湾に限らず

    日本海側の結構広いエリアで冬から春にかけて水揚げされる

    でもなぜか富山湾のものが美味しい 

     


     

    信州の山からの流れは

    越後で海に入り

    なぜか南下する

     

    *

     


     

    *

     


    梓川の流木を家に飾る人がいる

    取り付かれたようにホタルイカを食べる人がいる

    子供のころに遅くまで遊んでいて

    知らぬ間に魂を抜かれた人たち


    単調な響きの松本ぼんぼん

    放心したように踊り続ける

    呪われたような真夏の夜がよみがえる


    *


    今でも

    夜、耳をすませば

    誰もいない筈の公園から

    大勢の子ども声が聞こえてくることがある


    *


    上高地

    バスの車窓から林間に目をやると

    木陰からニホンザルを姿を見せることがある

    その暗い小さな影に一瞬サルでないものが混じる

    気付く人は少ない

    子ザルに見えた中に人の子供の顔

    悲しげな視線が突き刺してくる

    上高地の夕闇は一気に降りてきて時を止める


    *

     

    昨今のオーバーツーリズム 

    上高地はマイカーで入れない

    家族連れはバスに乗り換えるか、手前で駐車して散策する

    観光地からそれたただ広いだけの公園にも観光客が迷い込む 

     山奥から何かがじっと見ている気配

     

    *

     

    北海道と同じように

    標高の高い地域の春も一気に姿を現す

    我慢していたかのように梅が咲いて

    こぶしの白い色が追いかけてくる

    桜は開花したと思ったら瞬く間に白とピンクの吹雪に変わる 

    木蓮の大きな花びら 

    アメリカハナミズキの賑やかな様 

     

    ゴールデンウィークが近づいている

    子どもたちがやってくる 

     

     

    ゴールデンウイーク終盤

    上高地へ向かうバス

    大勢の子供が乗っている

     

    急ブレーキ

    運転手は何を見たのか

    車を止めて外に出る

     

    バスの前を横切った猿の群れ

    足早に去っていく

    取り残された猿と思ってみたものは

    一人の男の子だった 

    怯えたような目で見る 先はバスの中の子供たちだった

    口元をゆがめ、

    何か言葉を発したかとおもったら

    その場に倒れ込んだ

     

    止まっていた時が流れ始めた 

     

    運転手は我に返る

    何もなかった

    何も見なかった

    バスに戻り運転席に戻る 

    先程まで騒いでいた子供たちは 

    誰一人声を上げない 

     

    バスが動き出した

    取り付かれたようにアクセルを踏む

    幅の狭いトンネルが口を開けていた 

     

     

    次の日

    そのバスは川底にあった 

    人の姿は消えていた

     

     

    大捜索で一人の男の子が見つかった

    バスの運転手の前で倒れた男の子

    でも発見されたのは梓川ふるさと公園

    信州大学へ救助ヘリで運ばれた

    衰弱した身体

     

    コトバにならない言葉

    譫言のように言葉が零れ落ちる

     

    愛する家族への思い

    彼は語り始めた

     

    *

     

    長く生きてしまったことに気付いた

     

    *

     

    鏡池

    一周するのに30分も掛からない小さな池

    白馬の近くにあるが

    訪れる人は少ない

     

    池を回っていると気付くこと

    方向が分からなくなる

    あちこちに樹海に伸びる細道

    獣道か

    子どもが行方不明になった話は聞いたことがない

    そもそも子度が来ること自体が珍しい

     

     

    ある日

    透明で宝石色の池に 

    子供の遺体

    表情は穏やか

     

    少年は時を超えて

    会いたい人に会えたに違いない 

     

    少年の遺体が引き上げられると 

    親子連れの猿影

    樹海に消えていった 

     

     

    <記憶の断片 > 

     

    こんな公園

    以前は無かった

    使い道のない土地で強欲が悪知恵を働かせていたら 


    世間に合わせて”ふるさと公園”

    公園にするのに国から助成金がもらえて 

    21世紀事業と言えば格好よく響く

     

    この辺は日当たりの悪い北と東に向いた斜面のどん詰まり

    誰も近づかない 

    使い道が無いから公園?

    現代の合理主義かな

    あるいは強欲の錬金術? 

     

    ここに最後逃げ込むしかなかった人がいたら?

    この辺の木や石や土を掘り起こしたら ?

    封印されていた約束が蘇ったら?

     

    時が再び刻み始めた 

     

    <記憶の断片 >

     

    落ち武者の中に

    子連れの落ち武者がいた

    子どもには無理と言われても

    塩尻峠を越えた時は大人たちも喚起した

     

     松本平は一見すると豊かで平穏だった

     敵対する者はいる筈がない

    警戒心は両方にあった 

    その内、村の子供らの笑い声が緊張を解いた

    落ち武者の子供らも村の子供と遊んでいた 

     

    村人の迷惑にならないように

    落ち武者は山奥に入る

    山の神のことを知る人はいなかった 

    村人が落ち武者を呪いの地に追いやったことになった 

    悪意は無くてもだまし討ちの形になった

    山の神は子どもだけには手を出さなかった 

    <記憶の断片> 

     

    子どもが突如視界から消える

    普通の事件事故のニュースのように流れてくる

    やがて無事生還できる子もいれば

    戻ってこれない子もいる

    時のはざまに落ちた子供は存在を伝えることが出来ない

     

    今まで聞こえていた子どもの声は本当は何だったか

    其時は既に手遅れだったのかも知れない

    時空のゆがみが表出する一瞬だったに違いない 

     

     

    <記憶の断片> 

     

     落武者

     

    戦いの場からその家の主だけが落ちていくのではない

    一族郎党の夜逃げのようなもの

    幼い子どもが問題になる

    預ける先が見つからなければ

    連れて行くのだが

    足手まといになるのは分かっていること

    子どもの不幸を想像するのは難くない

     

    信州に続く道端に小さな地蔵が多いと気付く人もいる

     

     

    *

     

    <記憶の断片> 

     

    親知らず子知らず 

     

     

    京を追われて

    越の国に逃げる

    阻む海岸線に 

    こういう名前が付けられている

     

     

    子どもの声が波の音でかき消される

    海から子供の声が聞こえてくる

    錯乱する母親

     

    夕闇が口を開けている

    子ども声を振り腹合う

     

     

    朝、目を覚ます女

    目の前の山を越えれば信州松本平に導く道に入る

    まもなく一族に合流できる 

     

     

    遠くから子どもの声が聞こえる 

    子どものぬくもりが蘇る 

    持っていたものを捨てて

    海に向かって歩き出す 

    大事なものが沈んでいる海へ 

     

     

    本当に大事なもの

    海の底で子供の手に触れて 

    心が救われるのが分かった

    子どもの声が女を包んでいた 

     

     

    <記憶の断片> 

     

    春が近づいて

    ホタルイカ漁 が活発になる

    夜に出ることもある

     

    その日の夜

    光の中に少し様子が違うものがある

    深い青色

    光は抑えられている 

    ほんの一瞬

    目が合ったような錯覚に襲われる 

     

    漁師は漁を早めに切り上げて

    家族のところへ急ぐ

     

    漁からいつもより早く帰った父親に

    何時より強く抱きかかえられた子は

    嬉しくて思い切り抱きしめ返したが

    はっとして力を抜いた

     

    子どもにしか分からない

    深い悲しみが伝わって来た

     

    涙をためた子を見て

    父親は満足そうにしたが

    同時に不安な気持ちに襲われた

     

    漁師は夜の漁を躊躇うようになった

    夜の富山湾

    観光客相手の漁師しかいなくなった 

     

    *

     

    <記憶の断片> 

     

    鏡池に沈む少年は

    生きているかのように美しく

    目を見開いていた

    視線の先は彼方の記憶を留める

    光に満ちた世界だろうか

     

     

    少年の水死水難事故の話は

    直ぐに広まって直ぐに収まった

    弔いのために山奥に入った僧侶は

    そのまま帰ってこなかったが

    探しに行こうと言う人はいない

    少年のことはタブーになった

    鏡池に近づくこともしない

     

    鏡池は、温泉客、観光客、風景写真家、来る人は限られている

    ときどき道を間違える人が出て騒ぎになる 


    村人の誰も見ていないのに

    少年の声は 全員の耳に残っていた

     

    子ども連れの観光客が来ると

    耳を澄ますようになった

     

     

    <記憶の断片> 

     

     

    「子どもの声がうるさい…」 

    と言って児童公園が閉鎖された事件があった

     

    それは本当に子どもの声だったのか

     

    無駄に遊んでいる土地で

    強欲が渦巻いていた

     

    子どもの声を返して欲しい

    子どもの声を閉じ込めるな 

     

    その町も少子化が進む

    少ない子供を閉じ込める 

     

     子どもは大人になって子どもを裏切る

     そういう大人を見ている山奥からの視線に気づかない

    でも

    子どもの声が

    夜になって少しずつ近づいてくる

    子供と言う過去を捨て大人に

    夜の闇が

    子ども声を届ける 

    それはいつかのあなた 

     

    *


    <記憶の断片> 


    京都府南丹:小学5年生(11)殺人事件

    犯人は母親の再婚相手になったばかりの男!?

    しかし

    子どもの声を聞かずに自分の強欲を優先させた母親

    母親の邪心が若い夫に入り込み非情の手を下した

    この母親には涙を流す資格もない

    母親こそが子殺しの真犯人


    *


    少年は突然の侵入者に驚いた

    母親が連れてきた男の目論見は瞬時の見抜くことが出来た

    幼いながら家を守ろうと必死になった

    母親に言っても通じない


    愚かな母親は子どもの疑いを夫に伝えた

    我が子の気持ちを軽んじるだけで済まないことに気付かない

    子どもは何度も母親から裏切られていた


    卒業式

    子どもが集う最後の日

    子ども声が届けられたかもしれない日

    声は届かなかった



    *

     ”THIS IS FICTION”


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