松本市アルプス公園少年死亡事件から4年!原因はでたらめな案内地図?

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松本市アルプス公園少年死亡事件から4年!原因はでたらめな案内地図?

長野県松本市にあるアルプス公園で数年前に子供が行方不明になり翌朝だったか死体で発見される事件があった。線路で寝ているところを轢かれて死亡したというようなニュースが流れてそれで終わってしまった。男の子は日本人で無かったようにも記憶しているが、日本語が出来ない訳では無かったようにも。男の子は殺害されてから線路に置かれた可能性もある。

アルプス公園の男児死亡事件

事故(事件?)の詳細はネットで検索すれば色々分かるだろう。しかし、真相は恐らく今も闇の中。

アルプス公園はそんなに大きい公園ではないが一つの山が自然のまま公園に作られている。緑は豊かでブッシュも奥深い。斜面も多いし、小川も流れている。自然と触れ合う公園としてはとても素晴らしい。

簡単な遊戯施設もあって、子供たちの声も聞こえる市民に愛されている公園と直ぐに分かる。けばけばしていない。

駐車場は確か3か所。大きな道は舗装されて、清掃や管理の仕事の車は結構通る。散策のための道はくねくねと幾つもある。どの道が何処に通じるか、簡単には分からない。

園内には何か所も大きな地図の掲示板が置かれている。何処にいても自分の現在位置が確認できるようになっている。

ここで少年が迷子になるだろうか?

事件は2014年の8月のこと。それから今はちょうど4年になっている。



アルプス公園には時間が取れたら、それで気が向いたら、季節や天候いよってはカメラを持って出掛ける。普通はただの散歩。

松本でも8月は暑い。アルプス公園もしっかり暑い。だから散歩に出かけるのは夕方になる。人気の無い公園を夕方とぼとぼ散歩していると、例の地図掲示板が目に入る。

地図を見ると必ずと言って良いほど少年の事件を思い出す。

この地図が少年の命を奪ったのではないか。そういう思いが毎回こみあげてくる。自分では公園の中でも知っている道を歩いて引き返すだけだから地図を見る必要はないが、それでも何となく地図をみる。この地図はやはり問題だなと確信する。

案内図として最低なのだ。この地図に向かって自分の位置や特定の場所との方向などを確認しようとすると必ず混乱する。地図と実際のロケーションの向きが狂っているのだ。この地図はいずれも設置される位置と向きを考慮していない。

都内でこんな地図を設置しようものなら即座にクレームの嵐が公園管理者に届けられるだろう。

少年の事件が起きる前から、方向を無視して描かれ設置された案内図は気がかりだったが、この辺の人は大らかなんだろうで済ましていた。

4年前の夏

夕方、人気の少なくなった公園、父親とはぐれた子供。父の後を追う心算で急いで地図を見て走り出す。全く方向違いに向かって。次の地図を見る。また方向違いに走り出す。遂には戻ろうにも戻れないところに行ってしまって居たかも知れない。少年は誰と遭遇したのか分からない。捜査は今も続いているのか。長野県警は迷宮入りか事故で済ましてしまったのか。

驚くのは、4年経過した今も、地図はまだ混乱する内容のまま放置されていること。無反省すぎる。その間、皇室の行事(植樹祭?)があって道は増えているのに地図には反映されていない。大人は地図があちこちに設置されているのを見るだけで満足してしまうようだ。実際に地図を見ても設置の向きと実際の地図とは言位置していないのが直ぐに分かるから問題にしないのだろう。急いでいる時や子供なら咄嗟には気付かないに違いない。案内図の管理責任者は、長野県か松本市か知らないが何の責任も感じていないのだろう。市民から通報されても放置しているのだろうか。恐らく自分で地図を見て歩こうとしたことさえもないのではないか。次の子供の犠牲者が出るまで無責任は継続するに違いない。



アルプス公園管理責任?
以下はホームページの内容。管理責任者が誰かよく分からない。松本市(長野県?)は業者に丸投げして済ましているのかな。業者の所在も責任者もよく分からない。

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http://toybox-net.jp/alpspark/
『小鳥と小動物の森管理事務所』

(※この施設は(株)岩野商会が管理・運営を行っております。)
〒390-0861 長野県松本市蟻ヶ崎2455-11
TEL 0263-36-5251
松本市アルプス公園指定管理者

■TOYBOX アルプス公園サービスセンター■
〒390-0861 長野県松本市蟻ヶ崎2455-11
TEL 0263-34-5640 FAX 0263-34-5641
info@toybox-net.jp

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追記@2019夏

公園を歩くと、勝手に歩きたばこしている人も気になる。バーベキューするような場所でないところ焼き肉を楽しむグループ。園内を見回る管理スタッフの姿はない訳ではないが、注意する根性は無さそうだ。5時ごろにはさっさと引き上げる。希薄な緊張感。おおらかで良いと思い続けていいのかな?。

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追記@2020春

新型コロナウイルス感染症の影響はここにも。施設は閉館かな。それでも子供数が増えた。親子連れ、家族連れ、子供のグループ、休日は当然だが、休校ということで平日でも全体に賑やかな印象だ。 日が伸びても夕方5時を過ぎると急速に静かになる。殆ど声は聞こえてこない。全員無事なことを思わず願っている。

公園管理の車がぽつぽつ走り回っている。巡回しているつもりなのだろうが、ハンドルを握ったままでは、何が危ないか分からないだろう。歩いてチェックしている人を全く見たことが無い。この公園は老人も若者も結構運動を兼ねて人が歩いている。その中に公園管理者を見ることは全くない。まさか深夜に巡回などしていないだろう。

公園利用者がクルマで走り回ることはないのだから、ドライバー目線で巡回してもあまり有効と思えない。歩く人にとってどこが危険か分かりようがない。完全な手抜き管理と言っていいだろう。

台風で倒れたり途中で引っかかった大きな枝も結構長期間放置されていたことでも、安全管理が行き届いていないことが分かる。頭上に注意と書けば一切免罪という訳にはいかない。

業者の問題と言うより委託して長野県とか松本市とか行政側の委託者責任に関する理解不足の問題。業者は利益優先で契約以上のことをやる訳がない。

バーべーキューをやっているグループに注意することもない。車で通り過ぎるだけだ。

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