「毎月分配」と「高金利通貨」ファンドは2年が目途!?

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「毎月分配」と「高金利通貨」ファンドは2年が目途!?


検証:

仮に年収を500万円とする。税込み?手取り?
貯蓄が500万円あるとする。銀行の普通預金?
で、
滅茶苦茶節約したつもりで、年収500万円から100万円を貯蓄に回すとする。
つまり年間は400万円で生活する。月33万円。結構贅沢だな。
貯蓄の推移は?1年後は?
毎年100万円ずつ増える筈。

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今度は、500万円が銀行でなくて証券会社にあるとする。
毎年100万円のファンドを買うことにする。
資産の推移は?1年後は?
価値変動がなければ100万円増えて600万円になる筈。

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実際は増えていない。100万円が何処かに染み込むように消えてしまう。

正体は毎月分配による消耗消費。恐らく、0%~15%が消えている。0%はコストと利得が同程度。投資が損失の場合はコストと二重に被るので10%以上のロスになる。
500万円の資産があっても目減りが激しいので追加投資が消えてしまう。

大事なことは景気が回復しても損失は戻らない。損失=毎月分配コストは戻らない。ここが大事。証券会社、ファンド運用会社が巻き上げたコストは、運用成績が回復して戻るものと、運用成績が悪いままで戻らないものと、成績に関係なく戻らないものと、ある。

毎月分配にはすべての要素がある。要するに戻らないことは確実だ。時間を掛ければかけるほど、3つ目のコストが増大して確実に赤字になる。

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スイッチングは別のコストを抱え込むことになる。ノーロードファンドか良いだろう。現金にすると税金の処理が出るので、損得を見て判断する必要がある。利益相殺の関係を作って無用な税金を納めなくていいようにしたい。

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極端な乱暴な、試算というレベルでもないが、昨今の毎月分配型ファンドの成績の極端な悪化をみると、1日も早く解約すべきと言う結論。

近所の人は約3000万円を毎月分配で運用しているが、月々15万円を給与代わりに使う目論見だったが、原資の3000万円も一時は増やすことに成功していて3500万円を突破していた。しかし今はどうだろう?。既に3000万円は割り込んでいるだろう。原資が一度やせてしまうと分配を続けている限り回復は難しい。当初の目論見時の最悪コース悲観コースに沿って食いつぶしていくことになりそうだ。

毎年180万円を取り崩すと残高を割れば何年持つかは単純な計算だが、このファンドが手数料が重しになって、管理コストが乗ってくる上に原資がやせるので、悲惨な状況に追い込まれる。20年は維持できるつもりが10年で終わってしまうかもしれない。



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高金利通貨:

これは試しに外貨預金をやれば直ぐに(数年で)分かること。机上で数分間でも考えればその場で分かること。新興国BRICSと持ち上げてみたところで、本質は政情も経済も流動的。高金利は裏返せば高リスク。そのリスクは何処に出てくるかと言えば。通貨レート。現地通貨ベースでは数字は順調に増えるが、円換算(ドル換算)では必ず下がる。もし上がるならレートは維持されている。政治経済が安定して内部圧力が高まればレートも高まる。健全な成長が裏付け。そうするとここは最早高金利通貨の投資先ではなくなる。ファンドは次の危険地帯を目指す。

子供でも分かることがご都合主義の大人には分からない。

銀行とかがキャンペーンを始めたらその目論見を理解することだ。少なくとも高金利通貨(新興国)への交換手数料は馬鹿高い。往復または少なくとも片道は。もっと裏には揺さぶりの材料になるか。束ねる存在があるのだ。表に出ない利得が何処かにある。



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