間違いだらけの通販サイト<セブングループ:オムニ7>
オムニ7(omni7)から宣伝メールが届く。セブンイレブンやイトーヨーカ堂で何か登録するとグループのネットショッピングサイトであるオンニ7から案内が届くことになる。
オムニとはは聞きなれないが 、ラテン語で「すべて」を意味するらしい。オムニバスとかよく知られた用語があるので分かり易いが、正しい意味は怪しいものだ。
|オムニ|omni|
オムニ7はセブングループ全体を束ねるサイトの意味で設定したものか。より正しくはセブングループのネット通販を網羅するサイトのつもりかもしれない。
- セブン&アイグループ
- セブン&アイホールディングス
- ガバナンス
オムニ7のホームページを見てみよう。その設計の醜さに驚く。 無能なWEBデザイナーをイメージするが、実際はデザイナーの問題ではない。「期待役割」と「職務権限」が適切に設定されていないことが問題だとすぐに分かる。
オムニ7サイト運営者は、各グループからの突き上げ/要求を受けて、パワーバランスに配慮したレイアウトを実現しているだけだ。彼/彼女がイニシアティブを発揮することは無い。出来ることもない。
ページデザインも初期の稚拙なレベルから殆ど改定されていない。不器用に作った下手な積み木細工と同じ。既得権に配慮するあまり何も手を付けられないのだ。
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ネットビジネスにおけるガバナンス不在:
オムニと言っておきながら、ページの上にも下にも煩いくらいグループ企業(セブンイレブン、イトーヨーカドー、西武・そごう、ロフトなど)のロゴ(リンク)を並べている。顧客はグループ企業を買いに来ているのではなくて商品を買いに来ているのだ。例えば、書籍の通販をどのグループ企業が担当しているかなどどうでもいいことだ。目的の書籍が的確に選び出せれば十分。購入手続きのときにこの商品はどこからデリバリーされるか知らされれば済むこと。
オムニは誰かの願望。まだ実現していない願望。本社の経営陣は傘下の企業が並んでいれば満足するんだろう。その馬鹿経営者にとってはオムニは既に実現している。こういう経営者には直ぐに会社を去ってほしい。
商品によっては複数の店舗(グループ)がデリバリー対応できるものがある。これを顧客に選択させるの?。コストと品質の観点でベストを提供すべきではないのか。
ガバナンス不在を思わせる事項。 どのグループ企業の商品であれ、カテゴリー別に一定の様式を維持させなければいけない。ここがバラバラではオムニなんてコンセプト違反も良いところだ。
<商品表示>
スペック項目、 価格、ポイントなどの記載項目、定義は一貫していなければいけない。値引き表示は比較対象が不明確で問題あり。
商品分野が異なれば、項目に違いが出るのは当然のこと。
<梱包>
どういう単位の梱包になるのか。単品購入ならまぎれはないが、複数同時購入では問題になる。 ここにも一貫したルールが必要。
<納期>
梱包と同じ。
<送料>
梱包と同じ。
現状は極めて分かり難い。 商品カテゴリーでルール化していない。
<返品・交換>
一貫したルール。
<飲食品鮮度>
消費期限、賞味期間など鮮度に関する管理が明確にされているか。
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セブングループホームページ:
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