メディアは捕獲を伝えるだけだ。シカが無事かどうか、保護の観点でニュースを構成していない。動物愛護の人たちはシカの無事が知りたいのだが、警視庁にもメディアにもそういう考えは全くないのだろう。ニュースを読む女性のキャスターも薄情者にしか見えない。
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河川敷のシカ捕獲の瞬間 2日から追いかけようやく(20/06/03)
•2020/06/02
https://www.youtube.com/watch?v=H3CrKhAFCxc
ANNnewsCH
東京・足立区などの河川敷で連日、目撃されていたシカが捕獲されました。
シカは3日午前9時ごろ、足立区の荒川河川敷の堀切橋付近で見つかり、区や警視庁の職員が大きなネットを持って取り囲み、午前11時半すぎに捕獲されました。シカは体長1.5メートルほどの野生の雄とみられています。先月末から東京・板橋区や足立区の荒川沿いではシカの目撃情報が相次いでいて、同じシカとみられています。区や警視庁はシカが周囲の人に危害を加える恐れもあるとして、2日から捕獲を試みていました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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東京足立区河川敷の野生鹿を追い掛け回して殺害か?
こういうニュースタイトルを期待しているんだろうか。警視庁の職員が音と笛と棍棒とネットと見物人と。安全に捕獲する意図はないようだ。鹿が隠れているかも知れないブッシュに棍棒をたたきつけている警官もビデオに映っていた。
他の動物の餌食になるかもしれないのに、無責任に途中で作業をやめてしまう。全く身勝手なやり方だ。
動物虐待を取り締まる立場の警視庁が自分で虐待はダメだろう。自分たちが何をやっているか理解してくれよ。
メディアも一緒になって追い掛け回して。立派な共犯だ。
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奈良の赤ちゃん鹿が、奈良シカの会スタッフに放置されてカラスの餌食になったのを思い出させる。今回の警視庁のやり方は追い掛け回しているし、途中で放置しているし、極めて悪質。
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どこから来た?体長1メートル超のシカ、都内の荒川河川敷に出没
2020/06/02 14:49
荒川の河川敷で、シカ(奥)の捕獲を試みる警察官ら(2日午後1時20分、東京都北区で)=小林武仁撮影
東京都足立区の荒川河川敷で2日、野生とみられるシカの目撃が相次いだ。足立区などが捕獲を試みているが、同日午後2時現在、捕まっていないという。
警視庁によると、2日午前8時過ぎ、足立区新田の荒川河川敷で、体長1メートルを超えるシカが目撃され、同庁に通報があった。警察官や同区職員らが駆けつけたところ、河川敷のヤブの中にシカがおり、同日午後からネットなどを使って捕獲を試みている。
都内では5月末にも、約8キロ上流の板橋区内の荒川河川敷でシカが目撃されていた。特徴などから、同じ野生のシカとみられる。
23区内でのシカの目撃は珍しく、都自然環境部計画課は「埼玉県西部の山間部から川沿いに下ってきたのではないか。興奮すると危険なので近づかないでほしい」と話している。
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