家計診断:資産の適正残高
自分ちの家計は健全かどうかどのように判断するか。何を調べれば健全性を評価できるのか。
お金が増えると嬉しい減ると悲しい。
使わない金が多くても嬉しくない。
最後はゼロでいい。葬式代と若干の感謝の印。これは仮に100万円。
遺産は整理して処分・換金してもらう。これは仮に100万円。
不動産資産は大きな勘違い。査定したら負債に化けていることがある。
⇒マンションも戸建もリスクがある。
金融資産は大きな勘違い。引き出し開けたら紙くずに化けていることがある。
⇒株式会社は既に倒産、ファンドは既に償還、で既に無価値化しているリスク。
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<何の話を始めたかと思ったらどうやら昨今話題の老後資金の話のようだ>
サラリーマンの老後は定年退職からご臨終までの約30年間。
以前は60歳から90歳。やがて65歳から95歳。直ぐに70歳から100歳。昔は人生50年。平成になると人生80年かな。次は人生100年かな。しかし60歳定年は有り得ないから、70歳定年。ということで、結局「シルバーフリーター」の時代は結局どこまで行っても「30年」。
<結局はシルバーライフ30年の費用対策の話になりそうだ>
下で詰まらない(?)計算をしているが、夫婦で月20万円の年金として、それで生活費が足りるなら、老後資金など考えることもあるまい。月の生活費を40万円でやりたいと思うと、不測の20万円の手当てをどうするか。
そういう月40万円などと贅沢を言う連中には、 月10万円の退職金年金でも恵んでやれば、海苔の10万円をどうひねり出すかと言う単純な話だ。
10年間(360カ月)×月10万円=3600万円。これだけの老後資金を作りなさいと。贅沢したいなら、たくさん準備するか、アルバイトで月10万円を手に入れるか。おいおい、90歳過ぎてアルバイトはないだろう。
<準備金の360分の1を毎月引き出せばよい!定額より定率で>
結局いくら用意できたとしても準備金から、定額ならの360分の1を毎月引き出すだけのこと。定額だと市場変動リスクを吸収しにくいので、少し工夫して、100歳までに残された月数で割った金額を引き出す。月数は徐々に減るので引出比率は増える。資産残高を把握している必要もある。
毎月家計簿を閉めるときに、資産残高(金融資産に限ること)を算出して、100歳までの残り月数で割った金額が、翌月のお小遣い。
適正資産残高:
- 老後、月20万円~30万円で生活できるなら残高不要。毎月使い切り。
- 老後、プラス10万円して月40万円で生活したいなら、退職時に3000万円~4000万円準備する。
- この場合の適正残高は、100歳までの残月数×10万円。単純で分かり易い。
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定年までに蓄えたもの。運の悪い人は蓄えゼロ。運のいい人は退職金を手にしているかも知れない。
年金:A=20万円
フリーター収入:B=2万円
積み木崩し:C=ゼロ~
収入Y=A+B+C
支出T=定額20万円×1+20万円×0.5×(人数-1)。夫婦世帯ケースなら:30万円。単身世帯なら:20万円。
毎月8万円不足するから、8万円×12か月×30年=2880万円。これだけが蓄えとしてあればOK。無い時は、月8万円のバイトを30年間続ける。月24万円のバイトを10年やってあとは何もしない(好きなことをやる)。
現役世代の家計は、蓄えが、定年までに3000万円を達成できるかでみる。現在の年齢と現在の蓄えと目標額と残された期間から算数だ。
年期世代の家計は、減り方が30年で残高120万円に収まるかどうか。概算なら年間100万円の目減りに収まっているかどうか。
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発想チェンジ。いくら稼いでいるか、いくら使っているか、これを管理することは重要だ。目的合致性。人生そのものだ。無駄・無理も回避したい。
しかし、今はプールの水位が適切なレベルかどうかだけを見てみよう。例えば、100歳で水位ゼロになればいい。仮に60歳で水位が4000万あったとする(こうすれば計算が楽)。40年でゼロにするから毎年100万ずつ下げて行けばよい。70歳になったら3000万で良いことになる。この場合はメンタルが持たない。余裕が無いのだ。100歳で1000万にする。60歳で5000万あったとする{計算が楽)。同様に毎年100万ずつ下げる。大事なのはこの100万ずつの差分でなく、絶対水位だ。
適正水位:1000万+100万×(100-年齢)
勿論もっと多く稼ぐ人は2倍にしてもいいし10倍にしてもいいし100倍にしてもいい。大事なことはいつ死ぬことにしていくら残すか。いつまで働いてどれだけ溜め込むか。
- 死ぬ年齢:AD
- 死ぬ時に残す金(人生の臨時費を考慮する):MD
- 定年年齢(現在の年齢でもよい):AR
- 定年までに蓄える金(現在の蓄えでもよい):MR
(年間水位変動)=(MR-MD)÷(AD-AR)
これを受けて、現在年齢における適正水位は以下の式で表す音が出来る。
適正水位:MD+{(MR-MD)÷(AD-AR)}×(AD-年齢)
実際は既に年金ライフに入っている人もいる。もしくは定年前後はバタバタと仕分けが出来ないまま過ぎてしまうことがある。MR(老後資金)が確定していないケースだ。このような場合も、上記の式は有効で、ARを現在年齢。MRを現在確保できている資金を充てればよい。
例えば70歳でハタと自分は大丈夫かと心配になった人がいたとして、(AR=70)。手元に理由は何であれ、2000万しか残っていなかったとして、(MR=2000万)。残す金は500万にする(MD=500万)。自分の元気を考えて、あと20年頑張る(AD=90)。
単純な計算で、年間75万ずつ崩していけばよい。
適正水位:500万+75万×(90-年齢)
このあまりにも単純な計算は、何処かで決めてずっと守り続けるものではない。 毎年見直していけばよいものだ。人間、生きている限り事情は変わるもの。だから、残す金には人生の臨時費を含めて考えるのが良いでしょうが、その値もまた年齢で変動する。
IT長者が40歳でリタイアしてしまったら。
40歳で100億稼いでリタイアして90歳まで人生を楽しむ。50億は何かの基金に残す。
毎年1億を"余分に"使って人生を楽しむ。
”余分に”と言うのは50億を基金で出しても残りの50億は無利子で銀行にあるのではなく、株券かファンドの形で運用されているから、その運用益は上積みできる。2%のリターンがあれば数千万の余裕が出来る。
IT長者が40歳でリタイアしてしまったら。
40歳で100億稼いでリタイアして90歳まで人生を楽しむ。50億は何かの基金に残す。
(100億-50億)÷(90歳-40歳)=1億
毎年1億を"余分に"使って人生を楽しむ。
”余分に”と言うのは50億を基金で出しても残りの50億は無利子で銀行にあるのではなく、株券かファンドの形で運用されているから、その運用益は上積みできる。2%のリターンがあれば数千万の余裕が出来る。
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老後資金の作り方:
30歳からスタート。定年70歳まで。 今はまだ60歳だが間違いなく70歳になる)
毎月1万円。世界の株式インデックス投資信託を購入。余裕があればボーナス月は各4万円を追加。年間20万円。40年間だから800万円。これがベース。余裕が出来たら買い増しする。平均期待運用は2%。おれで40年間運用だから、1200万円程度になる。~?~。少ないな。スタートは早くして、余裕が出来た時の積み増しが重要だな。
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