料金返して欲しいくらい御飯が硬くて不味かった鰻重!うなぎ 八十八 町田店
久しぶりに鰻の専門店へ行った。
- 創業は確か吉田町店。
店の構えもスタッフの対応も悪くない感じのいい店。
しかし、肝心の鰻重が最低。特にご飯は硬くて食べられたものでない。値段が値段だから何とか最後まで食べきったものの満足感はゼロ。柔らかく蒸しあげた鰻にどうして硬い飯をたっぷり入れてくるんだ。食感も何もないね。厨房は失敗したならお詫びしてよ。料金を下げるとか謝罪くらいしていい。 奥に隠れて知らん顔をしているのは許せないね。
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メニューを見て鰻重を2種類頼む。立派な値段。どのような差があるかチェックしたいと思った。
で、出てきた鰻を見てびっくり。殆ど差がない。小さいほうに大きめを入れてサービスしてくれたと思えば感謝できるが、逆のケースを思うと残念となる。実際に食べると普通は鰻に余裕があるのにここは御飯ばかり残ることになった。バランスしていない。鰻が小さいのだ。
垂れは甘みを抑えたもの。色も透明感のある上品なもの。しかし全く物足りない。テーブルの上に垂入れが置いてあって追加して振りかけることもできると店員は説明していたが、こういう冷えた垂をかけても美味しくなるわけがない。試しに少々かけて味をしっかりさせようとしたが、美味しくなった印象は全くない。好みの問題ではあるが、鰻丼を食べようと思った人は恐らく分かっていてもがっかりするだろう。
焼き/蒸しは悪くない。程よい柔らかさでこちらも十分上品。
ここ八十八の鰻重(ちなみに鰻丼はメニューにない)を最大不味くしているのは飯の方だ。馬鹿みたいに固い御飯。こわ飯というものに近い。 どういうブランド米か知らないが、どういう炊き方か知らないが、こんなに硬い飯だったらふわっと柔らかく蒸した鰻とアンバランスもいいところだ。
帰りがけに思わず、ここのご飯の硬さはいつもこんな程度か確認したら、うちは硬めですと答えてきた。最初は柔らかかったですか硬かったですかと聞いてきた。硬いと答えるとうちは硬めなんですだって。軟らかいと答えたらうちは柔らかめですと答えたのか。
馬鹿じゃないの。お茶漬け用のご飯じゃないよ。食感を意識しないこともあるまい。明らかに失敗した硬い飯をそのまま出したということだ。スタッフは厨房の肩をもつ言い訳をしているが程度問題だ。
申し訳ありませんの一言もない。
ここの鰻重より不味い不愉快なものは記憶にない。もう10年以上前に 創作料理の店で出た失敗作の生焼き鰻のどんぶりだけだろう。しかし、値段が安いから比較するものでもないが、それに匹敵する残念な鰻重だった。
固い御飯が好きな人が行けばいい。ご飯の量もたっぷり。鰻重メニューの値段が上がって鰻が大きくなるかと思ったらたっぷりの硬い飯が出てきただけだった。
八十八って少しはまともかと思ったらとんだ鰻屋だった。詐欺に相当するひどい店だった。サービスする店員は悪くない。馬鹿は厨房だ。職人の目が届いていない。客など他には誰もいない時にどういう手抜きをやっているのかと思う。
金返せと言いたい。思い出すたび、腹立たしい。
レジはシステムが変わったとか言って延々と待たせる始末。システムが変わればやり方が変わって大変なのは理解できる。しかし、そんな言い訳は客に言うことではない。客を入れる前に練習くらいしておけよ。雨の中で客を待たせて延々やる作業じゃない。スタッフは上品だけど、経営者はどこか抜けている。嫌、あちこち抜けているのではないか。
経営者の姿勢は今後もウォッチするしかなさそうだ。
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