<新しいパソコンが来たらどうするか?>更新パソコンの初期設定
- 現行パソコン(旧機種)の故障と現状保存
- 更新パソコン(新機種)の新規購入
- 更新パソコン(新機種)の初期設定
- 現行パソコン(旧機種)から更新パソコン(新機種)へのデータ移行
◆現行パソコン(旧機種)の故障と現状保存
パソコンがいきなりダウンした。前兆がなかったわけではない。最近2018年2月から3月の頃に実施したWindows10のアップデートに動きが変になった。正しく起動せず、システムの回復からようやく復帰できたこともあった。この時点で一旦システムの退避とかバックアップとかをやっておけば良かったが後悔先に立たず。トラブルシュートのメニューからでは回復に至らず。残る手段はデータを全部消すオプションだけ。
自分でトラブルシューティングを続ける根性は最早ない。業者に修理に出すのも時間が掛かりそうだし結果も五分五分だろう。いろいろ面倒だ。
(寿命問題)
パソコンが既に寿命にきているかという観点では、2011年5月購入だから約7年弱が経過しているのでライフとしては十分と思っていいだろう。となるとハードディスクの故障という可能性が一番高そうだ。ファイル普及は難しいかもしれない。ディスクの寿命は難しい。10年でも平気なものも少なくない。買った日に落ちるものもある。ほんの小さなショックを与えただけでも駄目にアンるケースもある。ファンが駄目になるのは本当は多いはずだが実際は気づかない。温度問題で基板などが劣化して初めてトラブルになる。
(今後の対応方針)
今後の対応方針としては、現行パソコンは取り合えずこのまま触らないで、即ちファイル回復とトラブルシューティングは後回しにする。新しいパソコンを購入してパソコン利用環境を回復させることを優先する。パソコン内部のファイルは利用できないが、外部に置いたファイルは利用できる。其の上で古いパソコンからのデータ移行を試行錯誤してみる。クリティカルなものがなければ廃棄、あれば専門業者に委託する。
(転ばぬ先の反省)
今更タラレバを言ってみても始まらないが学習ゼロでも困る。常識レベルではあるがいくつかのアイデアを並べて置く。
- ファイルのバックアップ。これが最重要。外部ストレージを使うようにする。
- システム構成のバックアップ。こういうツールがあれば利用したいが適当なものがない時でも、アプリとサービスの棚卸は定期的にやっておきたい。
- 上記に関連して設定情報、キー情報などは整理して別途補完すべきだろう。
- 計画的な買い替え。ダウンしてから買い替えると苦労が多いから、ダウンする前に交換する。確定申告をイメージするなら5年が目途。パソコン技術環境のトレンドを見れば3年更新でも早すぎる分けではなさそうだ。
- それらを踏まえて常時複数台のパソコン、複数の外部ストレージを使う形を維持すれば良さそうだ。
◆更新パソコン(新機種)の新規購入
パソコンは既に消耗品の時代。いくら高いものを買ったところで賞味期限は限られている。業務用も個人用も変わらない。利用環境は毎年少しずつ変わっているので安いものを短期間使うのが合理的だ。パソコンメーカーのサイトへ。チャットでも電話でも注文できる。 即納モデルなら翌日か翌々日には納品される。
(メーカー)
文句なしに日本製。しかし日本のパソコンメーカーは落日の一途に見えなくもない。尚更日本製に拘りたい。スペックも立派で価格も安い外資系に関心が行くがすぐにトラブルに巻き込まれるので遠慮したい。
(スペック)
ヘビーデューティ業務でもなければスペックは拘る必要は全くない。画像とか映像とかコンピューティングとか無ければハイスペックは無用。ただ、年々重くなるアプリ、発熱問題に備えて基本スペックに余裕は持たせておきたい。64ビット、8GBメモリ、比較的新しい省エネ設計のCPUとGPUは拘ってもいいだろう。
(コスト)
デスクトップパソコンなら「5万円~10万円」。5万円以下は心配。10万円以上は無駄遣い。必要が出たらパーツを追加したり交換したりすることもできる。
ノートパソコンなら「10万円~15万円」。ノートパソコンはデスクトップパソコンのように後でパーツを追加したり交換したり出来ないと思って最初から少し余裕のスペックを選んでおきたい。所詮消耗品とは言え、どうしても扱いが乱暴になるのでそれなりに慎重に選びたい。
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(納品/開梱/設置)
電話した翌々日に納品された。本当に急ぐ人は電気店へ走って持ち帰ることもできる。
わあ~っ。箱が小さい。軽い。だから当然だけど。小さなパソコンが出てきた。価格とサイズは比例するんだ。取り合えずどこに置くか。壊れたパソコンの隣において後ろのケーブルをそのまま繋ぎ変えようとして出来ない。安物はIFの数も節約されている。後で考えよう。
これまた安っぽいキーボード。でもコンパクトで丁度いい。刻印の消えた前のものと入れ替える。マウスはさらに安っぽい。 これは交換は無理。
昔みたいにメディアが同梱されていない。最近のパソコンはどれもメディアなしだが
(立上確認)
普通に立ち上がるかどうか一番最初の確認をやる。
電源を入れる。簡単でいい。何もすることがない。W10を使うのでマイクロソフトアカウントでログインが必要。PINコードの設定も促される。セキュリティの強化になると説明がある。デルサポートの登録も。
この時点で既に実に多くのアプリが動ているようだ。今後も一度も使わないものも多数かな。
さて、これから自分用の環境づくりになるかな。
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◆更新パソコン(新機種)の初期設定
初期状態で立ち上がった新しいパソコンを前に何をやるかという問題です。(順不同/層別不明)
- セキュリティソフト/ウイルス対策ソフトの導入。この商品には1か月試用版のマカフィー利用ライセンスがついている筈。マカフィーを起動する。マカフィーのパッケージにTRUEKEY(パスワードマネジャー?)が入っていて利用を促される。マカフィーは癖が強く使いにくいので早い時期に別のセキュリティソフトに入れ替えるほうが良い。マイクロソフトでもフリーのセキュリティソフトを提供しているのでそれを利用できる筈だ。 有料版:ノートン、カスペルスキー、マカフィー、ウイルスバスターなどが有名。無料版:マイクロソフト標準(Windows Defender?)、アバストなど。間違っても中国系の無料ソフトは導入しないこと。データが勝手に中国内のサーバーに抜かれていく事件があった。今だって油断はできない。
- フィッシング詐欺対策ソフトの導入。ネットバンキングなどを利用する場合は銀行が推奨する 無料アプリがあるからそれを導入しておきます。これはネットバンキングを始める前にやっておきたい。
- Windows Updateの実行&自動更新の有効化。Windowsバージョンによってメニューの風景が変わるので要注意。いきなりトラブっている可能性もある。Windowsバージョンの確認方法。
- Windows 以外のソフトも基本的には最新バージョンを維持すること。これはセキュリティの基本。
- リカバリーディスクを作成する。これが大事。今回のパソコンダウントラブルではこれを作ったかどうかさえ覚えていなかった。何処かに作ってあるのかその内と思って忘れてしまったのか。W10にはリカバリーディスクを作成する機能が実装されているらしいが、ハードウエアメーカーが提供するものもある。Dell Support Assist を見ると16GB以上のUSBメモリを用意しろとある。昔はDVDに書き出したように思うが確かにUSBの方が扱いは楽だ。(USBメモリのタイプ別の違い)
- リカバリーディスク(回復ドライブ)は指示のままにやれば作ることができる。しかし、その使い方の説明は見当たらない。もし使えば初期状態に戻るので練習もできない。困ったものだ。(回復ドライブの使い方|リカバリーディスクの使い方) どうやらUSBブートにすれば後は勝手にやってくれそうだ。
ブラウザの同期設定
急ぐものではないが他のPCとの同期を早めにやっておけば仕事はスムーズ。ブラウザはすぐに利用するものなのでついつい忘れがちだ。
- Firefox|最古参・中立的でスタンス的には最も信頼できる。重い・誤動作が難。
- Chrome|Googleサービスでは誤動作が少ない。
- Edge|
- Internet Explorer| 今でもIE前提のサービス(e-Taxなど)があるので外せない。
- Lunascape|常用外(別アカウント)利用時に重宝。
- Opera
- Sleipnir
- Safari|アップルの戦略なのか"iOS"以外ではサポート停止。 使えない。
- Vivaldi|注目したい新興ブラウザ。常用外(別アカウント)利用を検討。
Microsoft Edge のスタートページを変えるには?
MSが勝手に収集したニュースもどきページがデフォルト設定されているが読んでいる時間などない。時間の無駄。Edgeを起動したときのページ設定は簡単にできるがホームボタンにリンクスrスタートページは変えられない。詐欺か?。
⇒右上[・・・]から設定を選んで起動時表示ページのURLを設定し、更に詳細設定を選んでホームボタンとリンクするページのURLを設定する。馬鹿みたいに2段階の設定作業だから困る。
アカウント/パスワードの整理
パソコンを変えるとハードもソフトも一新されて新たなユーザー登録が必要になることがある。後でと思っていると忘れて大事の時に困窮するのが落ち。都度記録を残していつでも参照できるようにする。別のパソコンか外付けメモリなどパソコン本体の外に記憶させること。
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初期ソフトの選別/不要ソフトの削除
新しく調達したパソコンにはスマホも同様ですが、不要なアプリケーションがインストールされていることが殆どです。何を不要に思うかは人それぞれですし、本当に不要と分かったら後で削除すればいいと思ってそのままにして済ますことも多い。これらは多少はあれCPUパワーを消費するのでパソコン全体のパフォーマンスを悪くする。
削除自体は以前ならコンパネ、W10では設定からアプリを選んで簡単にできる。
問題は選別。選別は難しい。ネットなどで素性を確認して行うこと。自分が知らないハードウエア関連ユーティリティは削除しないこと。また外部サービスや外部デバイスとの連携などに関するソフトも安易に削除しないこと。
これは慌ててやると失敗するのでゆっくりしかししっかりと確認して進めることだ。
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コンテンツ保管場所の取り決め
意識して保管場所を意識して指定しないと、OS(W10)を含め、各アプリ、ダウンローダーが規定値の場所に保管されてしまいます。結果、ばらばらになる。
特に、ファイル容量の大きいビデオ、音声、画像、スキャンデータなどは直ぐに大容量化するのでデフォルトのままではCドライブへの影響が大きいので、簡単に別ドライブに移せるようにしたい。
標準設定のフォルダー(下記)を利用することで十分だろう。
- PC > OS(C:) > ユーザー > Account
- ダウンロード
- ドキュメント
- ピクチャ
- ビデオ
- ミュージック
- +音声
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デスクトップ利用法
- デスクトップはアイコンを少なくしてシンプルにする。
- ファイル(コンテンツ)は基本的に置かない。作業の利便のために一時的にデスクトップを利用することは構わないが必ず所定のフォルダー(ファイル体系)に収めること。
- プログラムアイコンもできるだけ置かないようにする。作業能率上必要なものは スタートメニューにピン止めするなど工夫する。
メール設定
Windows10標準のメールソフトの使い勝手は未確認。ブラウザベースのメールを利用している場合は特にメール設定は必要ない。ブラウザさえ準備(インストール)すれば良い。
- Outlook:利用しなくなって久しい。昔から相当改善されていると思われるが見送り。設定無用。
- Exchange:サーバークライアントで使っていたが既に無用なサービス。
- Google:スマホとシームレスに使えるので癖はあるが継続利用。設定。
- iCloud:アップルがiOSしかサポートしないのでシームレスで使いにくい。設定無用。
自分用のパソコン環境/アプリケーションの設定
今まで使っていたアプリケーションの再インストール。これも結構面倒だ。これを機会にアプリケーションの見直しを行ってもよい。
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