「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない訳(東洋経済)を読んで

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http://toyokeizai.net/articles/-/170293

興味深い記事。よく書けた記事。ずっと残しておいてほしい。

嫌な会社とか変な仕事だったら元気で理性が働くうちに止めるなり休むなりして対策を取れという話。遅れるとブラックの餌食になるような。

元気なうちに自殺しろという論理と似ているな。拷問を受ける前に自死する話とも通じる。決定的な違いは死ぬ選択をしないこと。

出来の悪い配偶者と分かったら、行き詰る前に離婚する話なら近いかな。ブラック企業ならぬブラック配偶者。家庭内別居とかで気まずい長い時間を選ばないで次の選択。また外れかも知れないし今度は当たりかも知れない。

離婚も世間体が悪いからつい我慢してしまう。 馬鹿な配偶者、馬鹿な子供が生まれたりすると逃げることも出来なくなる。



まあ、拘りがあれば拘ればいい。拘りが無ければ気楽にやれよ。

ただ、無能で無気力な奴は、何処へ行ったって若い奴から突き上げられたリ、上司からは疎まれたり、限りなくブラックになるのも事実。

ブラック企業とかで鬱(うつ)病になって自殺する奴は気の毒だけど、最初のボタンが間違っているか、途中で掛けなおして間違ってしまったか。

技術系は結構きつい仕事でも根を上げないのは、結局彼らは好きなことをやっているからだ。ここが一番大事でやりたいことがはっきりしていれば好きな仕事との関係を自覚するだけでモチベーションは維持できる。

何がやりたいか分からなくて企業ブランドだけ、時代の流行に乗って企業や職業を選ぶと、適性の判断も出来なくてうつ病になるまで追い込まれてしまう。

誰が悪いって、当人の問題だよ。

我慢なんかすることないんだ。好きなことをやればいいんだ。

自分を失っているのはブラック企業の問題で無くて当人の問題。自覚がないまま、成人になって社会に追い出されて、挙句社会が悪いと言い出す。

自分の人生なんだからもっと我が儘に(自分の思いに正直に)生きることだ。夢も野心も願望も何もないなら我慢してブラックで居直っていればいいだろう。

鬱になるやつは全部中途半端。八方美人に徹することも自分本位を貫くこともできない、優柔不断というかいつもふらふら。他人の目ばかり気にしている。



鬱のカウンセリングはオーソドックスな方法はあるが、やっているうちにイライラしてくる。自分が鬱になるだろうよ。

鬱自体は単純な体の状況だからケミカルに作用する療法で対応できる。

でも馬鹿は直せない。受け身の発想しかできない奴は油断するとまた鬱になる。鬱になる原因は自分の中にあることを自覚できない奴は又鬱になる。彼らの成功体験は他人評価の成功体験なのだ。

自分の願望を自分でかなえた成功体験。これが大事。自画自賛、自己満足、無我夢中、。最初はゲームでも構わない。次はリアルワールドで自意識を向上させていけばよい。

逃げる発想では駄目。逃げ疲れの果てに逃げ回るしかないことに気づくだろう。向かっていくものが必要。

駄目に幼少年期を送るとこうなってしまう。



話はつながるかどうか分からないが、強い印象を持っている言葉は「被害者意識」だ。嫌、本人が自覚していればいいが、普通の会話の言葉が被害者の言い草になっている。この手の連中は必要以上に自分を被害者の立場に置く。その方が楽だから。自分で決断して自分で行動して結果を自分で受け止める。其れを回避するずるい人種だ。こういうネガティブタイプの処世術は反って自分で自分を追い詰めるのではないか。

一種のゆで蛙状態。お湯から出る勇気もない。温度が限界点を超えた時は既にジャンプする筋力もない。

鬱になる連中は被害者意識が強くて悪くすると被害者の立場に安住している。この人の記事はこの部分への言及が全くない。まだ本当のところが見えていない。

素直で真面目な子供は、言い換えれば、自己主張のできない受動的思考の子供だが、勉強ができる出来ないはあまり関係ない。他人の評価が優先する。受け入れることが必至命題。何でも適応しようとする。

適応。これの大事なキーワード。自分を歪めて相手に合わせる。協調性、柔軟性、などからイメージすると悪い話ではないが、大事なことは、自己と他己の対立軸を踏まえて調和させていく、アウフヘーベンとは全く違うのが、鬱予備軍の適用。彼らは、自己を意識しないで他己を受け入れようとする。



どうするか?

超簡単?

空っぽのハートに心を入れるだけ。お前は誰か?/自分は誰か?/氏素性?/家族友人?/学業遊び?/得意不得意?/恋愛喧嘩?/夢願望野心?/トラウマ?自慢?/などなど自我形成に関連することがらの自白。自白書に書かせてもいいし、質問攻めで悲鳴を上げさせてもいい。こいつらは中身が無いから直ぐに悲鳴をあげるだろう。希薄な自我を認識させるには効果的だ。

自我を強く認識させること。

ここからは大変だ。心の奥にあるものを探り当てて自覚させなければいけない。普通なら20年掛けて形成していく作業を短期間でやる訳だから、別のひずみが生まれかねない。本人が自我形成をやっていることを正しく理解していないと自己喪失になりかねない。

集中的に、本を読み、映画やビデオを観る。また人の話を聞く。昔の友人を訪問したり、講演を聞いたり。チョイスは重要。古典、有名な作品、ある程度オーソドックスなものを最初は択ぶべき。焦る気持ちもあるだろうが、大事なことは共感できたものを認識すること。メモを書くべき。

どんな生き方をしたいか?どんな人生観を持つようになったか?自分の人生で大事なことは何か?人生の目標をイメージできるか?



人生、生まれてきただけで丸儲け。ポジティブ思考法。全ての変化をチャンスととらえる発想。

感謝の気持ち。うつ病の人に欠けているのが実は感謝の心。親切を仇で返すのがうつ病の人。 変化は嫌なものになるので全部余計なお世話になる。感謝の気持ちが有れな微温湯から飛び出せるが、被害者意識の人は微温湯にしがみつく。

自我形成が薄弱だと、感謝の気持ちは生まれてこない。

自我形成って分かり難いでしょうが、自分をコントロールしている状態と思えば分かり易いかも知れない。誰か(の意見)に依存していない状態。誰か(の意見)に注意するのは当然だが、依存はしていない状態。自律。ネットを歩くと自我そのものの理解も結構難しいので、とりあえず自分はこのように考えたぐらいでやめておいた方が良さそうだ。



誰かに褒めてもらいたい。これは依存性の証明かな。群衆の喝さいを受けたい。これなら如何だろう。いい子は駄目、逆を行くだけの反抗期だけも駄目、。見て聞いてやってみて、自分の体験と感情の記憶を積み重ねることで自我らしいものを積み上げては壊してはして自分の処方箋、取説が出来るかな。

やはり、一面を切り出して物を言うのは格好はいいけれど危険だな。

~~~ぐだぐだぐだ~~~

兎に角、「自我形成」。

新たな経験を加えて、自我の破壊と再構成を繰り返す。タフな「自我」。方法論と結果を客観的に理解できるようになる。 自分の適性に対する理解も深まってくる頃だ。

変化、刺激への多様な反応。広い意味で「受容性」を高める。単なる喜怒哀楽の奥に「感謝」の気持ちを持てるようになる。被害者意識とは決別した状態。

自分のために自分の方向を自分で決めるようになる。結果は自分で受け止める。必要なら自分を変えていく。あくまでもポジティブに。

こんなことは自然に多くの人はやっている。

しかし自我形成、自我の確立、自我の再構成を意識しているかどうかは想定外のチャレンジを余儀なくされた時に変わってくる。当然ながら、自我形成をうまく進めることが出来なかった子どもは簡単なことで破たんしていく。

鬱はケミカル的な生理学の問題だが、その根底には人間としての自我あるいは自立の問題があるから、治療はケミカルと自我形成の部分と二正面の対応が必要になる。



自殺者を救う方法:

大きな変化の有無、メッセージ(助けて信号)の有無。家族や友人はこれを見逃してはいけない。メッセージも言葉ではなくその奥にあるものを探ることだ。家族、友人、職場。誰でも良いが、受け止めることが最初の一歩。「やばい」と思うことが最初の一歩。「やばい!要対策!要治療!」とつなげる。

休みを取ってノートを作らせる。ずばり自我形成ノート。自分を書かせることで、悩みの馬鹿馬鹿しさに気づいて立ち直ることが出来る。

もっと簡単な対策、予防策は、日記を書かせる。ブログでもいいが会社の仕事のことが迂闊に流出してはいけないので 注意が必要。気が利いた上司ならフリースタイルの業務日誌を書かせる。問題の先取りとコミュニケーションルートの確立が可能になる。クラスルームでもできる。虐めとかパワハラの問題も早めに把握できる。管理者が管理していないから起こさなくてよい事故や事件を起こす。

虐めの有ったクラス担任は形式主義者ばかり。判を押して中身は見ない。見ると面倒だから。先生家業を辞めろ!。社会の迷惑だ。

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