ANA株主優待券買取価格のピークは5千円?時期は7月25日前後?如何?
ANA株主優待券の買取価格が4200円まで上昇。今年は何かの事情で玉が不足しているようだ。このペースだと、ピークは5千円まで行くだろう。その時期が問題だが、恐らく7月20から7月末に掛けて。
驚くことは他にもある。JALとANAの価格差が解消されつつあるということだ。JALが下がってANAが上がって均衡するようになってきた。旅行者はどちらでも安い方が助かるから、ANAが売れてJALが売れなくなってきたのだろ。JAL関係者以外はドッチでも良いんだ。
来年はデルタ~スカイマークも加わって更に面白くなりそうだ。うん?。これは未だ無理だね。
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<要点>
ネットの時代は一番高い価格をつけた店がチャンピオンで一人勝ち。値付けが微妙な理由です。
買取価格が上昇する局面は大きな休みの2ヶ月前から2週間前がピークで、その後は短いプラトゥがあっていきなり急下降する。そこから徐々に価格が下がり、有効期限が来た最後は無価値になる。
大きな休みは、1がお盆・夏休み、2がお正月・冬休み、3が春休み、4が5月連休、5が秋休みだが、チケット買取に影響を与えるのは夏休みだけです。他はほとんど影響しません。売り出しと買取では事情が違うのでしょう。
結局、
お盆の1ヶ月前、7月10日から7月20日がピーク。長い梅雨が早い台風、海外の事件、株など上昇下降が影響して、利用者(国内フライト)の動向が変わるので、(ピークの高さ)*(ピークの期間)は変わるので面白い。
時間に余裕のある人は7月10日から7月末の間に売るべきでしょう。
5月末に新券が出るのでその時がボトム。そこから2ヶ月掛けて上昇します。この時のプライスリーダーは最近ならサンドライです。フォロアーがダイヤチケット、お茶の水チケット、その他の大手チケットショップ。
この両者の価格差を見て、価格差が無くなれば、ピークが秒読みに入ったと考えていいでしょう。好景気などで玉不足が顕著な場合は大手同士でも価格競争は起きます。其れが読めない素人としては次の結論に至ります。
(結論)
7月10日から7月末の間に、サンドライとダイヤチケット・お茶の水チケットの価格差が無くなったら、そのときに売る。
大手間の競争を期待してギャンブルしたい人は7月末まで待っても良い。
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統計データ
株主優待券買取価格比較サイトを眺めていると豚痴漢なページがある。買取価格の平均値をグラフにして掲載しているのだ。殆ど誰も感心を示さない全く無意味なページ。必要なのは最高価格のトレンド。最高値ははねる時があるのでトップ10平均は並べてよい。後はスパンが小さすぎるのもデータとしての価値を小さくしている。ロット#を付けてほぼ1年間のヒステリシスを示すと分かりやすいし面白い。
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雑念
- サンドライ:ホームページまで印刷させるので煩雑。
- ダイヤチケット:振込手数料の負担あり。現金書留も選択できるのは場合によっては助かる。
- チケットもも: 振込手数料の負担あり。郵送時の時間差で差額が出たら高い方が採用されるのは非常によい。
- アクセスチケット:手続きが煩雑。時間も掛かりそうだ。
- お茶の水チケット:簡素な手続き、迅速な対応でここがベストだろう。ここがサンドライとかちけっとももと並ぶか越えたら潮時。
暫くトレンド:
- 7月21日サンドライ:4600円到達。
- 7月23日サンドライ:4700円到達。他社の追随も早く玉不足が顕著。遂にJALをANAが逆転。昔に戻った。
- 7月24日サンドライ:4800円到達。
- 7月27日サンドライ:4850円到達。
- 7月28日サンドライ:4900円到達。
- 7月30日チケットモモ:5000円、サンドライ:5050円到達。
- 8月3日サンドライ:5000円後退。今年のピークは5050円で終わった可能性あり。
- 8月7日:4900円後退。5千円を切ったけど十分高値といえる。
- 8月13日:4800円後退。まだ十分高い。
- 8月16日:ドゥ換金サービス4750円後退。上位常連は4600円まで後退。JALとも概ねイーブンのレベル。
- 8月18日:4700円。ダイヤチケット他。
- 8月27日:4800円。また少し上がっていた。どういう事情だろう。
- 9月1日:5000円。驚いた。また5千円に戻った。9月の大連休が契機か。深刻な玉不足なら正月前(11月下旬から12月中旬)も結構上がるかもしれない。今後はANAの買い取り価格も5千円が軸になりそうだ。
- 9月3日:サンドライ5100円。
- 9月16日:5400円。いつの間にかまた上がっている。大型シルバーウイークの影響かな?。季節変動の予測がつかない。時間に余裕があれば5千円待ちでも通じることになりそうだ。
- 10月19日:¥5800円。驚いた。いつの間にかまた上がっている。今までの常識は通用しない。
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- JAL優待の買い取り価格は殆ど動かないのにANAは遥かに高くなってしまった。なぜ?。ANAの優待が絶対的に不足している訳ではない。これはサンドライの戦略の結果だ。常に他社より高い価格設定をすれば買い取り請求を一手に引き受ける形になる。
- ピークが過ぎたということは量的な確保は完了したということだろう。業界内の流通はこれからだろうか。
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(結論of結論)
(結論of結論)
- 時期の見極め
- 極めて常識的な結果。小中学の夏休みが始まる7月20日からお盆休みの8月16日までがピーク。お盆休みは大人も子供休みで最も需要が多く、その2週間前の予約時期となる7月末がピークOFピークとなる。
- 業者・金融機関の見極め
- 振込手数料が発生しないこと。
- 個人確認の書類を幾つも要求しないこと、またその手順はシンプルなこと。
- 振り込みまでの所要日数は投函日・受領日・振込処理で最大でも足掛け5日で入金まで可能なこと。
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