年末の大掃除には保有資産のチェックも入る?
金融資産、保険資産価値の点検。それに不動産の評価額だって見ておいていいのではないか。賃貸なら幾ら、売却なら幾らとか。
<金融資産>
流動性資産
- (特性)
これは現金または現金に近いもの。いつでも直ぐに引き出せるが、利回りは低い。ここに大金をおくと損をする。超安全性資産とも言える。 - (事例)
タンス貯金。銀行の普通預金、貯蓄預金。証券会社のMRFとかMMF。但し、外貨預金、外貨MMFは含めない。 - (用途)
生活費、冠婚葬祭、医療費、。 - (目安)
生活費の2~3か月分。月々30万円で生活するなら60万円~90万円で十分。間違っても100万円以上は入れないこと。
- (特性)
目論見としては利回りと安全性の両立する資産。即時キャッシュには出来ないが計画的運用なら問題ない。 - (事例)
定期預金、終身保険。個人向け国債。会社員なら財形預金が非課税で更に良い。外貨定期預金は含めない。 - (用途)
住宅購入、車購入、教育資金など。リフォーム資金。記念旅行。 - (目安)
定期預金でも利回りは悪い。財形の非課税枠まで積み増す発想でいいでしょう。積み立ては月額なら10万円、(ボーナス月40万円)、年間100万円~2000万円。目安は500万円。500万円以上も定期予期でもつのは運用性の問題が出る。間違っても1千万円は超えないこと。長期間の預け入れは不利。目的分を積み立てたら直ぐに使い、次の積み立てに回る。最後は自分のお葬式代(100万円か200万円程度)があれば十分でしょう。要するに人生のステージで必要な金額は変わるものだ。
- (特性)
インフレに負けない高い利回りの資産。目減りするリスクもある。目的が決まっている用途の資金は回さない。 - (事例)
株、投信(ファンド)。この中でもリスク回避のバランスは必要。 - (用途)
基本は老後資金。余裕があれば海外旅行資金など。。 - (目安)老後資金は定年時に1千万円、夫婦なら2千万円を目標にする。上乗せは多い方がいいが、エンジョイすることを忘れてはいけない。
<老後の運用>
- 流動性資産:5% OR 60万円~90万円。
- 安全性資産:10% OR 100万円~200万円。
- 利殖性資産:85% OR 1000万円~2000万円。毎年5%引出(17年間で消滅?)
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