にわか鬱(うつ)病の正体?抗生物質クラリスロマイシンの副作用?
憂鬱(ゆううつ)あるいは鬱(うつ)な気分とは:
気が進まない、やる気が出ない、不安、不信、心配、孤独感、自己嫌悪感、漠然とした恐怖感、優柔不断なさま、躊躇するさま、などなどの状況が重度に意識される感覚。
鬱(うつ)の原因:
鬱の原因や要因が全く分からないわけではない。
例えば、問題が理解できても、解決方法が分からない。問題に対してどうしようもない。転嫁もできない。謂われのない攻撃を受ける。問題が長時間に及ぶ、あるいは繰り返される。
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クスリで治療する話は聞くが何を治療するんだろう?。
解決できない問題は人間は生まれながらにして持たされている。生を受けるもののやがて生を返さなければいけない運命。自分のこころも他人のこころも思い通りにならない。それでも極端な鬱になる人もいれば、軽い人もいる。程度が重度で深刻な場合に治療する。緩和する。
そういう薬はいくつかあるようだ。
ここで知りたいのは逆のケース。重度な鬱に落とし込む薬も存在するか?。鬱の逆効果する薬剤。
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答えはYES!
風邪をひいて医者に行って薬を処方してもらう。処方通りに薬を飲み始めたらやたら気分が落ち込む。まさに鬱病状態(うつ状態)になってしまう。試にクスリを一日止めると落ち込みは少し回復する。また風邪薬を飲み始めると鬱(うつ)が戻ってくる。
で、調べました。飲んでいる薬と鬱(うつ)の関係を。そうしたらしっかり副作用例が出ている。その薬は思っても見なかった抗生物質だった。アメリカの症例として記載があったが、現実にぴったり符合するので間違いない。「クラリスロマイシン」がその犯人だった。
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- うつ カロナール
- うつ アセトアミノフェン ⇒抗うつ効果?
- うつ カルボシステイン
- うつ デキストロメトルファン
- うつ クラリスロマイシン ⇒うつ状態(アメリカでの報告)※どうやらこれが犯人か?
鬱(うつ)に関する説明は医師からも薬局からも無かったが結構怖い話だ。今回は普段と違うことに気が付いたから薬を疑うこともできたが、人によっては極端な鬱状態に陥って不測の行動に走らないとも限らない。お薬手帳への記載はほんの一部でしかないことにも留意すべきだろう。薬は恐い。
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もし正しく理解するならお医者さんに丁寧に説明してもらうべきだが、風邪薬に限らず鎮静剤の類は交感神経を鎮めるので、疑似的な鬱に似た症状を齎しても不思議ではない。強く鬱を感じる人とそうでない人と個人差も大きいに違いない。
体調が悪い時は気分の暗い。落ち込んだ中で悲観的なことで頭をいっぱいにしていることも。そんな中で不思議な風邪薬と抗生物質。命の終焉を覗くような場面が頭に現れるだろう。緑色が支配する世界だ。油断すると帰ってこれなくなる。
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