横浜欠陥マンションへの対応も欠陥レベル?熊谷組の公共土木工事だって油断できない?
熊谷組
http://www.kumagaigumi.co.jp/
横浜市の欠陥マンション
販売会社の住友不動産と施工業者の熊谷組とでは対応に天地の違い。
熊谷組は大きなものを失いつつある。
建設技術力
勘違い・間違い・
2003年か。マンションが売れない時代だ。安く上げる努力が行き過ぎた。
問題現象は竣工半年後の2003年から出ている。
熊谷組は言い訳ばかり。呆れた言い訳は東日本震災の影響だって。時間をさかのぼって振動が伝わったとでも。
基礎工事の手抜きでしょう。調査ボーリングで分かることが、施工時の熊谷組には何故分からなかったのか。現時点最終の弁明を見るともっと大きな問題が見えてくる。
熊谷組の安全判断の基準が甘い。其の場合は、他でも問題を抱えたマンションやビルがあるだろう。もっと大掛かりな公共土木工事でもゆるい基準で施工していたら大変なことだ。
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熊谷組の弁明
熊谷組のホームページに掲載されていたもの
弊社施工物件における施工不良の判明について
平成26年6月9日
弊社が平成15年3月に完成させ、お引渡しをした横浜市に所在のマンションにおきまして、今般、杭の一部が支持層まで到達していないという事実が判明しました。施工会社としての責任を痛感し、所有者様、居住者様ならびに関係者の皆様に多大なご迷惑、ご心配をおかけしておりますことを心より深くお詫び申しあげます。
施工不良を引き起こした原因につきましては、杭工事において事前の調査ボーリングからは想定しえなかった支持層の急激な落ち込みがあったことに加え、杭穴先端部の掘削土から支持層と同種の土が確認されたことから支持層に到達したと判断したものと推察されますが、詳しい原因につきましては現在、引き続き調査中です。
弊社といたしましては、現在、居住者様の安全確保を最優先に管理組合様ならびに売主様と協力して、居住者様に仮住居へお移りいただくようお願いをしております。また、建物につきましては、建物の変位の監視をするとともに応急対策工事を実施する準備を進めております。
なお、居住者様に安心してお住まいいただくための方策につきましては、今後の詳細な調査結果をふまえ、管理組合様ならびに売主様と協議させていただき、施工会社として誠心誠意、責任をもって対応してまいります。
株式会社 熊谷組
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熊谷組の責任者(社長?)は、自分または自分の子供が其のマンションに住んでいると想定して問題を捉えれば、10年以上も放置することはなかっただろう。さらに、現時点においても何をしなければいけないか直ぐに分かるだろう。何が最善を尽くすことになるのかも。
熊谷組は所詮土木屋だ。マンション建設のノウハウは少ない。住友不動産に営業を掛けて取得したマンション建設案件だった筈だ。普通はミスのないように万全を尽くす。しかし、ノウハウのないところで、土木工事の基準で建設するとコスト的には全くあわない。省略するノウハウもない。勘違い、思い込み、身勝手判断、コスト優先。出来上がったものは欠陥マンション。
今やることは最善。完全な建て直し。その代わり、今より高層にするなどしてクオリティも上げる。余剰分譲で費用の一部を補う。2年間の一時退去に伴う費用は負担する。買取にも応じる。買い取り金額は後で損をしたとならないような保障条項を設けておく。
殆ど持ち出しだが、熊谷組が買ったのは信用。一般顧客と業界パートナーへの信用だ。
10年間もごねていた事への深い反省と謝罪が必要。逃げ回っていたのを漸く捕まえた印象が残るようでは駄目だ。
社長が出てきて一声決意を述べるかな?
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物件名は、「パークスクエア三ツ沢公園」だ。JR横浜から徒歩20分とされる位置にある。今度、中古物件でこの名前が出てきたら要注意ですね。
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