過積載と未熟な航海士による悲惨な海難事故?韓国旅客船沈没は人災を越える犯罪行為?

過積載と未熟な航海士による悲惨な海難事故?韓国旅客船沈没は人災を越える犯罪行為?

大型旅客船がいきなり沈没するから他責を前提にすれば先ずは潜水艦しか思い浮かばない。

次の他責の可能性は欠陥船。設計ミス、改造ミス、あるいは整備ミス。しかし、これらの可能性は直接的に問う状況ではなさそうだ。



1つ目の罪は無計画・無管理

積載量を当初設計から大幅に改造しているので、ここには注釈・注意事項が入る。この船は改造によって頭デッカチの不安定な船になっている。航海士・船長は当然認識していることだ。

過積載。日本非常識は韓国の常識?。日常茶飯事らしい。不安定な船になる。これも航海士・船長は当然認識すべきことだ。積載量をどのように確認したか調べる必要がある。一切の記録まで子供の命と一緒に海に流していたら犯罪的だな。

燃料をどの程度積んでいたか。燃費をよくするために少なめに積んでいたかもしれない。この船では許されないことだが、経営者がそういう指示を出していなかったか調査すべきだろう。燃料を積載するときの基準の存在が気になる。

目的地までの航海では、目的地が近づくほど燃料は消費されて少なくなっていて、船は不安定になりがちだ。このことは更に熟知されなければいけない。安易な操舵が致命的になり得ることの理解だ。

今回航路は目的地の前で舵を切る必要があるが、その段階を未熟な若い女性の航海しに任せること自体が安全を軽視した運行計画と言える。

極めて不安定な時には軽く操舵するだけで、船は傾き、結果は急旋回になってしまう。操舵術で傾きを直せるのは相当のベテランだろうが、それでも限界はある。一定以上の向きに傾いてしまったら直せないどころか、積荷の移動でバランスは更に悪化するのだ。特に、この船は限界点が低いから、早い段階で操舵不能に陥っているはずだ。

以上が人災と言える事故発生の原因。船会社と船長は責任を免れない。航海の安全を確保するための管理が殆ど出来ていない。マニュアル12段変速のフェラーリを免許取立てのオートマしか経験のないドライバーに運転させたようなもので、事故がいつ起きても可笑しくない中で出向してしっまたのだから責任重大。



2つ目の罪は無責任・逃亡

船長が逃亡して人命救助義務を果たさない。海が荒れて寒かったから必至で逃げた。お前は船長室と言うサロンでくつろぐVIPのつもりか。多くの乗組員も逃げてしまった。逃げるが勝ち。命あってのものだね。

乗組員は自らは逃げる一方で、乗客にはその場に留まれと船内放送を流している。 このことは重大で極めて犯罪的だ。自分たちは危ないと知って逃げる。緊急避難?。しかし。乗客の緊急避難の可能性を奪うことまでは許していない。殺人行為い相当だ。結果を知らなければまだ釈明はあるが、結果を知っているのだから。結果を知る証拠は自分が逃げたことだ。

救命ボートは殆ど利用されていない。担当が決まっていないのではないし、訓練もしていないのではないし、ただ自分が逃げることを優先したのだ。沈まない船と思ったから乗組員になっただけと言うのが本音だろう。最初から業務背信=逃亡が前提なのだ。

船長は救出されるときに自分は一般市民だと名乗ったらしいが、其れは無責任・犯罪性を認識している証拠だ。韓国に死刑制度があるかどうか走らないが、そのレベルの重罪が求められるかもしれない。

以上は、だから、人災以上に犯罪レベルだ。



3つ目の罪は無能と面子

救出は、しかし、困難を極めた。初期救出が最大重要なのは誰もが知ることだが、救助隊は人数を集めたもの最初は殆ど立ち尽くすだけだった。数日も経過して絶望的になってから、ようやく船内に入り込んでいる。子供らが死亡していれば船から出すことが出来るが、生きていると出すことは出来ないから、絶望的になるのを待っていた訳でもないだろう。

どうしてエアレーションによる空気供給とか、光ファイバーによる照明供給とか、をやらなかったのだろう。それも出来ないくらいの海域なのか。

しかし、外国(日本・米国など)からのたびたびの救援オファーに対して一貫して拒否していたのは、助けたくない事情があったのかもしれない。それは政治家の面子。子供の命より自分の体面を大事にするとこうなる。

犠牲者の家族がもっと積極的な取り組みを要請するためにソウルに向かったら途中で阻止されたという話の信憑性は分からないが、北朝鮮潜水艦の関与が無かったと分かって政治家は安心しているのかもしれない。

政治家の罪はいつどのように裁かれるのか。市民に政治を裁く気持ちがあるのかどうか。見守るしかない。

政治の罪の再発防止は簡単なこと。隣国とも感情的に敵対しないで仲良くやることだ。器量の狭い人を選んではいけないのだ。結局、韓国の国民が何を選択するかと言う問題に行き着く。子供の命より面子で行くのか、 尺度を知ってお互いの成長を目指すのか。

間違ったメッセージを政治家に送ったり、間違った政治家を選べば、咎めは自分に返ってくることも学ぶべきだろう。何が正しいかは自分で答えを出せる。「わが家の子供は若くして命を失ったけど、わが家は大統領を支持します」と言い続けることが出来るのか出来ないのか。

これもまた究極の選択だ。



子供らはなぜ死ななければいけなかったのか?

楽しい修学旅行はこの世を離れる死出の旅になるなんて、言葉の選びようがないくらい悲しい事件だ。大人たちがどこかでもう少ししっかりしていてくれれば一人の命も犠牲になることはなかった筈だ。

合掌



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