余命1年!あなたはどうしますか?
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- 最後の断捨離
- 終活フィナーレ
余命宣告は癌の場合が多い。時間があるので苦しみも長い。死ぬまでの準備が出来るがそれも苦しいものだ。
検査結果を見ながら医師は重い口調で伝える。後1年と思ってください。
覚悟していてもやはり頭が真っ白になる。
延命治療の話、苦しみを緩和するケアの話。家族の役割の話。どの一つも頭に入ってこない。
何かの間違いだったらいいのに。何も悪いことはしていないのに。もっと早く居ちゃに掛かればよかった。
寒気が襲ってくる。胸がむかむかする。あちこちが痛くなる。下痢が始まる。体中の力が抜けている。吐き気がする。
死なない人はいないのに、自分だけが被害者みたいな。 愚かな自分に涙が似合うのだろう。家族の言葉も耳に入らない。
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余命を考える頃になると色々出て来る。世の中の病気の種類だけ 抱え込んだような。上げたらキリがない。
内部的なものから徐々に外部的な症状になるのだ。
「褐色の尿 便器の底に溜まる 寒気団の夜」
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