ヒラリー・クリントンを下ろしてオバマが大統領になったのはアメリカの最初の敗北。アメリカの内向き傾向がはっきり出てきた。

ヒラリー・クリントンを下ろしてトランプが大統領になったのはアメリカの致命的な敗北。アメリカの内向き志向が決定的になった。

アメリカの民主主義制度は欠陥があるが、それ以上にアメリカ人の精神状態に重大な欠陥があるようだ。

世界が平和ならアメリカは豊かになる。平和のコストを負担する意味がある。

世界が平和ならアメリカ以上に豊かになる国が出て来てアメリカは必ずしも豊かにならない。平和のコストはアメリカの負担である必然性は失われた。

単純で分かり易い。

アメリカの富は一部が潤えば末端まで潤う構造～安倍晋三が好むトリクルダウン"trickle-down effect"～ は貪欲な金持ちによって崩壊してきた。グローバル化によるビジネスプロセスの水平化、高度なテクノロジー利用による無駄（隙間）のミニマム化、の結果、上のグラスから下のグラスには一滴も落ちてこない。

アメリカだけではない。

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一部の人の富を税金で回収することも出来ない。彼らは税金のない世界へ逃げる。

２０％の人が８０％の富を所有するといっていたが、今は２％が９８％の富を所有時代になろうとしている。既にそうなっているかも知れない。

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