炭酸水ペットボトルを冷凍したらどうなるか?
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- ネットを見ると同じような疑問を持つ人は多いらしく色々な記事がある。概ね、危険、爆発、の言葉が並ぶ。
- 「うっかり冷凍」という書き込みも多い。これは冷凍できることの証明だ。しかし炭酸水のペットボトルには冷凍保管は避けるように注意書きがある。衝撃も避けろとあるが、落としたりしたら爆発することがあると言うことだろうが、冷凍中に刺激を与えると爆発する可能性は低くないのは容易に推測できる。そっと冷やす分には何もなくそのまま凍ってしまうのが普通。ペットボトル自身が持つ弾性が爆発の危険性を軽減している。
- 水は凍るときに不純物を押し出すのは経験的に誰でも知っている。炭酸が都合よく氷の中に取り込まれることは無いだろう。氷の隙間に押し出されると考えるべきだ。
- 凍ったペットボトルを開封すると炭酸が優先的に外に出てきてしまうのは当然。後には抜け殻(炭酸の抜けた)氷が残るだけ。それが解けたら炭酸水になることは有りえない。冷凍した炭酸水のペットボトルの開封は厳禁。
- 炭酸水で利用するならそっと冷蔵庫に移せばよい。既に凍ってしまっているなら氷は既に膨張を終えているし、炭酸ガスだけの圧力で爆発は無理だから、びくびくすることもないだろう。超スロー解凍で炭酸は再び水の中に戻る筈だ。ペットボトルが一度伸びきっているので炭酸の戻りは限定的になる。炭酸水としての味は少し落ちると考えるべき。自然解凍(常温解凍)や風呂場での急速解凍は炭酸が分離がすすんで更に不味い水を飲むことになる。
- 結論としては炭酸水を冷凍させるメリットは何もない。水が最も重くなる4度付近で保管するのがベストだろう。
発想を変えてみる!製氷機を使ったら?
ペットボトルのまま凍らせては危険。成功する人も多いだろうが、ギャンブルなどしたら家族から総攻撃は必至。十字砲火を浴びそうだ。
そこで、普通に製氷機を使うことに。これなら炭酸は適当に抜けるので爆発の心配は皆無。
先ず、炭酸をしっかり冷やす。炭酸を水中に残すため。
そっと製氷機用の器に移す。刺激を与えると抜ける。
あとは、どんなものか?
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