下流老人にならないための家計点検
- 家計
下流老人世帯の家計点検は切実だ。生活保護にも及ばない最低クラスの年金は誰に向かって文句を言えばいいのか。文句を言っても年金は増えない。気まぐれ政策でスズメの涙の支給金が配布されるが、決まったように配布基準の年収は少し下に設定される。ふざけるな。
もらえなければ出すのを少なくするしかない。
(1)現状を把握する。
(2)目標を明確にする。
(3)行動計画を作る。
(4)実行し反省し充実感を持つ。
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食費
- 最初に抑えるのは食費。我慢すれば良いだけだ。昔、エンゲル係数と言うのがあった。グルメを楽しんでエンゲル係数が上がるのと、貧乏でエンゲル係数が上がるのとでは意味が違う。だから、今は
- もう一つは固定費。実際は固定ではないが、油断していると垂れ流し的に支出する費用だ。毎月の定期的な支払いが家計を圧迫するのは何処でも同じだが、下流老人では切実だ。実は、現役の方がもっと切実なことに気付かなければいけない。ここを油断すると貯蓄が進まず、そのまま下流老人へまっしぐらとなる。未来の老人は今の老人よりもっと年金が少ないことを知らなければいけない。
- 固定費は他の支出カテゴリーと重複するので注意してください。
- 電気料金
- ガス料金
- 水道(上水・下水)
- 通信(固定回線、モバイル、通信、音声)
- 家賃・管理費
- 交通費(ETC、ガソリン)
- 保険料
- 諸会費
- 教育費用・人材開発投資は手抜き厳禁。自分への投資、家族への投資、子供への投資。お金より時間が大事なのは言うまでもないが、お金が不足して教育が出来ないのは回避したい。でも、向学心・向上心のない残念な人材に投資するのは只の無駄遣いでしかない。
- 新聞・雑誌・書籍
- 学校・セミナー・通信教育
- 道楽。これは人材投資と同じ。その道の達人になるなら道楽も結構。でも必ず回収すること。回収はお金でなくても構わない。満足度と成果が形になって得られるなら十分回収できたことになる。
- ファッション関係の費用は、一種のリフレッシュ費用と考えて、適度が好ましい。抑え過ぎても駄目、過渡も駄目。メンタルクリニックの一環と考えても良い。
- 衣類
- アクセサリー
- 美容院・理髪店
- 化粧品
- 医療費は予算化するのは難しいから、臨時費で用意する。
- 常備薬は気分の問題もあるので、予算化しておくこと。サプリメント同じだ。これらは先ほどのファッションと近い感覚のものだ。
- 歯磨き、ヘルスケアなども同じだ。
交通費
- 公共交通機関(バス、電車、飛行機など)
- タクシー、レンタカー
- マイカー維持費(購入費、アクセサリー、保守料金、税金、保険料金、など)
貯蓄・投資
- 貯蓄
- 投資
- 投資は額面でも目減りする大きなリスクを伴うが、貯蓄は額面割れは少ない。リスクの違いはあるが、将来のためにお金を預けることでは同じようなものだ。
- 利息・配当・換金時の差益差損