暖冬でも白鳥が来てくれる安曇野にするには?
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- 何といっても電線のない景色にすることだろう。安曇野市は無電柱化への取り組みに率先して良いのではないか。
- 犀川一体の開発事業の見直し。環境維持より環境開発の視点も大事だ。白鳥にとって魅力的な環境を積極的に考えること。残土の埋め立て用の重機がいつも居座るようでは駄目だろう。
- 駐車場の整備。勿論、白鳥の休む場所から離しておくこと。
- 特権的に車で乗り入れている連中がいるがもちろん禁止。カメラをすえろ。
- ボランティアもできるだけ一輪車などを使って給餌すべきだ。
- カメラはフラッシュ禁止。三脚禁止。
- 団体は制限すること。
- カラスやハトが増えないように猛禽類の保護も必要。
- ペット同伴禁止。
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20151230/CK2015123002000014.html
2015年12月30日
コハクチョウ飛来大幅減、暖冬影響か 安曇野
越冬のため犀川白鳥湖に飛来しているコハクチョウ=安曇野市で
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越冬のため安曇野市内に飛来しているコハクチョウが、昨シーズンと比べ大幅に減少している。暖冬の影響とみられ、餌やりや、けがの手当てなどの面倒をみているアルプス白鳥の会(同市)のメンバーらが気をもんでいる。
同市には1984年に初飛来が確認され、毎年、同市豊科の犀川白鳥湖と、同市明科中川手の御宝田遊水池で10月から5月ごろにかけて越冬する。
アルプス白鳥の会事務局を担当し、県鳥獣野生生物自然環境保全調査研究員でもある会田仁さん(66)の調査によると、今シーズンも例年並みの10月中旬に初飛来が確認された。
しかし、飛来数はその後は伸びず、今月28日現在は70羽で、昨年末(537羽)の1割強にとどまる。2005年以降の毎年末の状況をみると、同年には1000羽を超え、その後は年によって増減がみられるが、今シーズンは際だって少なくなっている。
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会田さんによると、越冬地として知られる山形県や新潟県に例年のような積雪がなく、コハクチョウは田んぼの落ち穂などを食べることができる状況で、南下が遅れている。
日本白鳥の会(北海道)の調査では、今シーズンにシベリアから日本に渡ったコハクチョウ数は例年並み。山形、新潟両県に滞在するコハクチョウは例年より増えており、今後、積雪などで餌が採れない環境になれば順次南下し、安曇野へも飛来するとみられている。
会田さんは「地球温暖化も懸念されている。今後も暖冬が続けば長野まで南下しなくなる恐れもあり、しっかり観察していきたい」と話している。
(北村希)
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