SUVマーケットに出遅れたトヨタ?本当の問題は何か?
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- SUVマーケット
今流行のSUV車を探すと不思議とトヨタからは名前が上がって来ない。豪華なハリアーとか、若者向けRAV4とか、馬鹿でかいランクルとFJとか、幾つか名前は出てくるが、全て時代から取り残されたような車ばかりだ。ニッチマーケットでは依然王様だが、ハイブリッドを付けただけでは先進性は得られない。古い。
MIRAIなどといったクレージーな実験用ビークルではどうしようもない。マーケットが存在しないのだから。SUVとは関係ないが、開発リソースが無駄に使われてしまって困ったものだ。研究と開発の区分が陸hしくなっているようだ。
大変なことが起きているかも知れない。
トヨタが世界販売台数でVWに抜かれてしまったのは単に中国市場への出遅れが原因ではないのかもしれない。マーケットを見る目そのものを失っているのかも知れない。
別の見方をすると、リファイン能力の喪失。若しくはリファインの重要性の理解の喪失。リファインしないでニューモデル。派手で見た目の成果が分かりやすい。しかし、それらは一時的だ。全てが負債になる。気付いたら古い設計の車種がずらりと並んでいる。
名車は育てて作るものだ。育てることを放棄したらメーカーは滅ぶだけだろう。
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今、危ないのがスバル。派生的な商品を次々作っているが、基本設計が古いので見劣りが直ぐに始まるだろう。それらは全て採算性を圧迫してくるはずだ。コアを引き締める努力が薄い。
ホンダも安心できない。
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