企業OBのための風聞録?
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企業戦士だった人達は組織人間として自分を研ぎ澄ましてきたから定年を機にそれが後遺症のように現れる。
どこの会社でも同じことだろうが、
企業戦士だった人達は組織人間として自分を研ぎ澄ましてきたから定年を機にそれが後遺症のように現れる。
どこの会社でも同じことだろうが、
- サラリーマンの性(さが)は面白い。会社を辞めても愛社精神は止められない。特に顕著なのは三菱グループ企業のOBだろう。会社のケアが充実している企業はどうしても社員の会社離れが進まない。公務員と同じ。良い会社の証とも言える。
- さて、OB諸君は勤務先だった会社の事が気になってしようがない。会社のニュース、業界のニュース、OBたちの動向はつぶさにトレースする。
- 巨大企業はインテリ集団を抱え毎年卒業(定年退職)させていく。しかし、彼らの頭脳はまだまだ現役だ。簡単に地域社会への貢献などと言った畑違いの分野に埋めるには惜しい人材。
- 最近の企業OBに特徴的なのは完全燃焼ができていないことではないだろうか。彼らは未だ道の途中だったのではないだろうか。まだまだやりたいことがあったのに時間音ベルトコンベアは彼らに完全燃焼を許さない。
- 三菱グループの中でも、例えば三菱電機はNo.1でもNo.2でもNo.3でもない。電機業界の中で三菱電機はNo.1でもNo.2でもNo.3でもない。どちらかと言えば常にプレッシャーを受けている。自覚できない歪みの中で身体も頭も慣らされて、自分自身が歪みを抱えたまま卒業?。
- いきなり禁煙できないように、OBたちはいきなり歪みの無い世界に抛り出だされても適応できない。擬似的な歪み空間が必要。だから、OB向けに選択された風聞が必要になるのでしょう。
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企業OBのための風聞録の特徴
- 当該企業の記事が出ます。とくに評価の高い実績は積極的に何度も取り上げます。ネガティブ情報も出ますが、先輩から後輩への叱咤激励の流れになります。
- 競合他社の記事も出ます。特に、他社のネガティブ情報は積極的に取り上げます。他人の不幸は蜜の味?。
- 海外勢の成功事例は基本的に黙って受け入れます。欧米を上に見て、中韓を下にみる傾向は残ります。年齢層の問題なんでしょう。
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このような風聞録を本気で制作したら、侮辱罪で逮捕されてしまうかも。
乳離れ、親離れ、子離れ、嫁離れ、夫離れ、会社離れ。
人は何処までも自立を迫られる。「人は誰も一人で来て一人で帰るもの」だから。
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会社離れが出来ないのは三菱に限らない。優良企業であればあるほど、定年を迎え紐を解き放たれた時の不安と惰性の呪縛に襲われることになる。ある意味、羨ましい話だ。
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このような風聞録を本気で制作したら、侮辱罪で逮捕されてしまうかも。
乳離れ、親離れ、子離れ、嫁離れ、夫離れ、会社離れ。
人は何処までも自立を迫られる。「人は誰も一人で来て一人で帰るもの」だから。
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会社離れが出来ないのは三菱に限らない。優良企業であればあるほど、定年を迎え紐を解き放たれた時の不安と惰性の呪縛に襲われることになる。ある意味、羨ましい話だ。
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