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マツダ・デミオは日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したが売れ行きは期待はずれだろう。そこそこ売れているだろうが、爆発的には程遠いレベルではないか。失速の原因は?。
CX-3の方に期待が行ってしまったから、デミオと比較してから購入を考える向きが多い。
冬シーズンを前に4WDモデルの投入遅れも大きい。
スタイリッシュ、コンパクトスポーツ、生活四駆から離れたコンセプトは、中途半端なクルマに仕上がって実用性を重視する現代のクルマ需要への対応力は今一だ。
CX-3は期待が高まるが既に欠点も見え始めた。ここも同じようにスタイリッシュが商品価値を歪めている。デザイン技術が未熟な証拠ともいえる。デザインのために何かを犠牲にするようでは駄目だろう。あんな狭い入り口のトランクスペース。荷物をぶつけてキズだらけになってしまいそうで嫌だね。
デミオを我慢した人が春一番でオーダーを入れるが、あっさり失速するかも知れない。
ホンダ・ヴェゼルの後発だから簡単に凌駕できると期待したが、追いついていない可能性がある。
最低地上高も低いのでクロスオーバーとかSUVの言葉を被せても駄目でしょう。致命的。都市部の集合型パーキングを利用できるメリットを強調しているが、それは無意味なことだ。馬鹿な二兎追いをしたものだ。それで悪路性能を犠牲にするならSUVの意味がない。
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CX-3の情報が増えるにつれて期待が”がっかり”に変わっていく感じだ。ロングノーズに拘っているなんて嘘であってほしいね。
トヨタはこのセグメントががら空きだから何か入れてくるだろう。日産ジュークの改良モデルもウエイティング。
辛口のモータージャーナリストの声も聞いて5月頃に購入か見送りかを決めることになりそうだ。
ところで。マツダの株式購入はもう遅いかも。今は期待だけで上がりきっている。
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CX-3はデミオの上級グレード(派生車)に過ぎなくなってしまった。同じ市場を食い合うだけの存在だ。CX-3が売れればデミオが引っ込む形。新しいSUVを期待した人は裏切られ失望感を味わうだけに終わるだろう。
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