キャノン7Dトラブル「バッテリーと通信できません このバッテリーを使用しますか」への対応?
キャノン7Dを使っていたら電源を入れると唐突に「バッテリーと通信できません このバッテリーを使用しますか」というエラーメッセージのようなものが表示される。キャノンの純正バッテリーには管理用のデータのやり取りも出来るようになっているのだろうが、其れがうまく出来ないというのだ。当然、メニューのバッテリーの管理の場所を見ても通信できないのだから何も表示されない。
OKを選択するとバッテリー状態は表示されないものもカメラとしては普通に使える。
原因
バッテリーのトラブル
バッテリーそのものが破損していたら、即ち電源としての性能まで損なわれていたら、そもそもエラーメッセージも表示できない。電源供給能力はあるが、管理データを送り出せないあるいは送受できないような故障の場合はエラーメッセージは出るだろう。しかし、単純なつくりのバッテリーでその部分だけを破損させるのは難しい。寿命もバッテリー本体部分の方が先に来るのが普通。
- 結論:バッテリーそのもののトラブルである可能性は低い。
カメラ本体のトラブル
カメラそのものが壊れていたら先ず使えないだろう。バッテリー管理の部分だけ壊れるのも難しい。ファームウエアのバグ?。ここだけでバグるのも難しい話だ。もっと固まって故障するだろう。極まれに回路不良なら使い始めて直ぐに現象が出るものだ。
- 結論:カメラ本体の故障の可能性も低い。
インターフェイスのトラブル
早く言えば接触不良。バッテリーを装填する形状を見ろ。バッテリーを落し入れる形になっているが、これはゴミ箱と同じ形状。ゴミでも何でも入り込む。多分、下手な設計なんだろう。小さなゴミでも簡単に接触不良になる形状にしてしまった。一寸見にはゴミは見えないのだ。だから何回かバッテリーを入れたり出したりしていると運が良ければゴミが取れて接触不良は解消する。
- 結論:微小なゴミ類の付着による接触不良が原因。
- 対策:ゴミらしいものは何も見えないけど、アルコールとかエアとか使って清掃します。やりすぎると永久接触不良になります。多分。いずれにしても自責で。
- 7Dの設計ミスでしょう。7Dマーク2になってバッテリー回りはきっと何か変更を加えているはずだ。
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