熟年世代の男性の後妻に入る話は珍しくもないが、遺産目当てに後妻に入って男性を事故を偽って殺害する事件が話題になって、後妻に対する新たな偏見も生まれているので、改めて後妻の在り方、あるいは正しい理解の仕方について考えてみる。
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両方が熟年世代で余生もかなり限定されている場合はあまり問題になり難い。
但し、
子供や孫が居る場合は資産保有状況によっては問題が発生する。
子供が居る場合は、子供への遺産相続問題が付いてくるのはどのケースもある話だ。
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正しい後妻業:
週末治療、在宅介護、安らかな余生。これらへの献身行為は愛情が無ければ出来ないことだ。献身への見返りとしての遺産相続は誰もが納得する。
女性の方が長生きし、身の回りの始末も自分で出来ることも背景にあるだろう、
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しかし、正しい後妻業を全うするのは難しい。
誰にも心変わりがあるし、老化に伴う精神面のダメージも表に出て来て人格が変わってくることもある。疲れることもある。現実的な見返りが明確でないと途中で脱落しかねない。
- 後妻業は業務契約として客観的に理解すること。
- 約束を書面にして関係者との間で共有しておくこと。
- 終了条件を明記する。
- 二人を孤立させないこと。 加えて支援と監視と報告の仕組みを実現しておくこと。