京都毒婦連続殺人事件のモデル?小説「後妻業」の真実
- 著者:黒川博行さん
- 小説「後妻業」妻:小夜子
- 公正証書遺言を書かせて遺産を奪う。
- 公証役場へ二人で行って書いてもらう。
- 文藝春秋 (2014/8/29)
- 単行本¥2千円。電子版\1600。
筧千佐子の公正証書を書いた人のインタビューは取れないのか。弁護士のインタビュー。
こういう人は女性にも多い。話がうまくて騙すのがうまい。
戸籍のリセット。違う市町村に転籍して、旧姓に戻すと本当に消えるのか?
普通の遺言と、公正証書遺言と2つ出て来たら?
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「後妻業」
読んでみるかな?。
著者は千佐子から話を聞いて小説にしたわけじゃないだろう。多かれ少なかれ、この手の話は世間にいくらでおあるんだろう。歳とった女が老後を安心して生きるために編み出した仕事が後妻業。計画殺人が仕事なのだから恐ろしいの一言だ。もちろん、潮時と思った時に止めることもできる。
千佐子は止めなかった(止められなかった?)のは、金をどこかに流していたからだろう。本当の悪はその先にあるのではないか。
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