男尊女卑と宗教と政治が一体になったイラン?
理不尽に見える判断。世界に配信されても司法に対する断罪が何もなければ為政者の意図と言うことだろう。続報がなければそういうことだ。
もしくはレイプは超軽犯罪の扱いにしかなっていないのだろうか。
イラン人もまた憲法とか法律とか戒律をメンテナンスする知恵が足りないのだろう。日本人はもっと酷いかもしれない。占領国から押し付けられた(?)憲法を1文字も変えることができないのだから。
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女性の社会進出が遅れていること。今の時代になぜだろう。女性に仕事を奪われては困る低所得層の存在。女性の教育機会さえ奪っている。
真のリーダーが現れない。利権構造の中に埋没してしまう。
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http://www.afpbb.com/articles/-/3191927?cx_amp=all&act=all
レイプ・虐待の夫殺しで無実訴えた妻が死刑に イラン
2018年10月3日 14:52 発信地:ロンドン/英国
レイプ・虐待の夫殺しで無実訴えた妻が死刑に イラン
ザイナブ・セカーンバンド死刑囚。国際人権団体アムネスティ・インターナショナル提供(撮影日不明)。(c)AFP PHOTO / Amnesty International
【10月3日 AFP】イランは2日、未成年時に自らをレイプ・虐待していた夫を殺害したとして有罪となった妻に対する死刑を執行した。国際人権団体アムネスティ・インターナショナル(Amnesty International)は同日、「甚だしく不公正な裁判」に基づく死刑執行だと非難した。
クルド人のザイナブ・セカーンバンド(Zeinab Sekaanvand)元死刑囚(24)は15歳の時に結婚。法律上、未成年だった17歳の時に夫を刺殺した罪で投獄された。
アムネスティのフィリップ・ルーサー(Philip Luther)中東・北アフリカ部長は、「彼女に対する死刑執行は極めて不当で、子どもの生存権を軽視するイラン当局の姿勢を表している」と指摘し、「甚だしく不公正な裁判による死刑判決に基づき、刑が執行されたのは言語道断だ」と非難した。セカーンバンド元死刑囚の裁判で国選弁護人がついたのは最終公判のみだった。
セカーンバンド元死刑囚はこの最終陳述で、自白は警察の拷問によって強要されたものだとして撤回した。そして、実際に夫を殺害したのは夫の兄弟で、代わりに罪をかぶってくれればイスラム法で被害者遺族に認められている権利を使って赦免すると言われたと主張した。
アムネスティによると、セカーンバンド元死刑囚はこの夫の兄弟にも複数回にわたってレイプされたと訴えていた。
アムネスティは、セカーンバンド元死刑囚は警察署で20日間にわたる拷問を受け、自白を強要されたとし、イランの裁判所は元死刑囚の供述についての調査を怠り、2012年当初の自白のみを根拠として死刑判決を出したとして非難した。(c)AFP
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