ゼロックスの希薄な責任意識が透けて見える?DocuWorks重大不具合の取り扱い?
これって何?。たまたま見かけた広告?スペースに表示されていたけど、本当ならとんでもない重要かつ深刻な問題じゃないか。こういう問題は利用者を追いかけてでも伝えるべき内容でしょう。あるいはメルマガとかダウンロード時に登録したメールアドレスに緊急配信する内容でしょう。
- DocuWorks 8 (バージョン:8.0.3)における重大な不具合についてのお詫びとお願い
- http://www.fujixerox.co.jp/company/info/docuworks_803/
この会社のセキュリティ意識、社会的責任意識が如何に希薄なものか、よく理解できる。いくらマイナーな商品でもことの重大性に鑑みれば、当該商品をダウンロードした全利用者に周知すべきだ。この会社は周知の必要性や方法論についての意識が完全に欠落している。全くの別件でも重大事項を周知無しで進めていたからDNAが壊れているんだろう。
PCのファイル全損のリスクってとんでもないことだ。ウイルス感染すら疑って、本当に全損させてしまうかもしれない。
しかし、どういうときにこの深刻な事態に陥るのか、現象はどのようかなどの記載が見当たらない。不具合と言っても他の原因との混同も困るし、何らかの切り分けの参考になる情報も欲しいところだ。
このお知らせ?は3回に分けて出ている。(2014年4月7日、2014年4月15日、2014年4月23日更新)
少なくとも3回のメールを受けていていいはずだ。
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問題の深刻さを理解すると、これはパロマとかリンナイとかガスの不完全燃焼のリスクのある湯沸かし器や、あるいはパナソニックのファンヒーターとかとよく似ている。配布されてしまった問題あるソフトはいつどのように使われてしまうかもしれない。ゼロックスのソフトなら安心だ。面白そうだからちょっと使ってみるかでインストールして、何かの弾み(何が引き金か分からないが)でPCのファイル全損?。
既に実施済みかどうかは分からないが新聞での公知活動は必須だろう。全国紙3誌+日経。広告の片隅じゃなくて、これ自身を公知することだ。
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マイナーバージョンアップで深刻なバグが入り込むのはどういうわけか。バージョンアップポリシーに問題がありそうだ。構成管理の手順と環境にも問題が見え隠れする。テスト~評価もマイナーバージョンアップを鵜呑みにしたのではないか。
企業の品質管理の水準そのものが問われている。
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