財形⇒401K⇒NISAは長期運用が基本
これを使わないのは無駄をしていることになる。
<財形積立>
財形積立は一般の定期預金、、年金積立、住宅積立などに対する非課税措置だから利用するしかない。年収の5%~10%は当てておきたい。ただし、途中引出が出来るもの(一般財形)と出来ないもの(年金、住宅)があるから注意。引き出すと非課税のメリットなくなる場合がある。
<日本版401K>
日本版401Kは確定拠出型年金。401Kとは言わなくなってきた。これも非課税の投資運用だから利用したいが指図が面倒、投資商品が少ない、中途引出ができないなどの注意点もある。これは、だから、利用するにしても大きな金額は要注意。小額・長期間を基本とすべきだろう。入社して直ぐに始める環境なら年収の1%で十分だろう。指図内容(運用内容)は必ず毎年見直したい。
財形も401Kも、勤務先で制度を用意していることもあるが、ない場合でも個人で利用できるはずだ。しかし、個人の場合はメリットはない。勤務先制度に乗る場合は手数料などを会社が負担するのでメリットがあるが、個人制度では個人負担。
解約時に分割で貰うやり方(年金型)と一括で貰うやり方があるが、基金運用の形式とは違うので分割と言っても最長5年間の分割で利回り上のメリットはない。
<NISA>
401Kと同様だが、投資先はNISAはもっと自由度が高い。401Kは企業側の視線制度も入っているかもしれませんがNISAは全く個人的な制度。
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401Kは退職して基本的に終了です。個人型401Kとして運用を継続することもできます。しかし、個人で401Kを運用すると運用手数料は個人で負担するので特にメリットはありません。401Kだから運用成績はよくなるものでもありません。401Kはさっさと解約して自分で資産運用を行なってもいいでしょう。いまなら、NISAに振り向けることもできます。NISAの非課税投資枠を年間100万から200万円に拡大する計画も進んでいます。
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<結論>
- 会社勤務の間は、「財形」「401K」は利用する。
- 会社勤務の後は、「財形」「401K]は直ぐに解約し、NISAを最大利用する。
- 何れも10年20年単位の長期運用が基本。