問題は予算。
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パソコンの計画
パソコンは消耗品・日用品の類になっている。スマホ・タブレットが普及してパソコンに求める要件も変わる。
今の問題は、パソコンのファンが煩いこと。ハードウエアは固定で、ソフトウエアは時間とともに複雑化してくるので、最初は静かだったパソコンも、徐々にパフォーマンスが落ち、CPU/GPUを酷使するので熱を持って結果ファンが煩くなる。
余計なアプリケーションを削ってスリムにしなければいけないがやがて限界は来る。植木鉢に樹木類を植えるのと似ている。植物(ソフトウエアやコンテンツ)が大きくなると入れ物(ハードウエア)もそれに見合ったものにする。例外的に古い槌や根っこを落とし、枝葉も落としてコンパクトにして同じ植木鉢に戻すこともある。土は一部新しくする。
パソコンもスリム化やメモリ増設などで一時しのぎは行うが、OSや基幹アプリ、基幹サービスが変わってくるとやがて誤魔化しが聞かなくなる。
IT関連は何でも似たような傾向にありますね。
技術が激しく変わるときは頻繁に買い換える。技術が止まれば長持ち使用。
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Windows 8
- 最新版。タブレットを意識してタイルUI、タッチUIを採用したが失敗。従来型UIに押し戻した修正版8.1をリリースした。まだ試行錯誤の過程にあるように見える。わざわざ、W8を買い求める必要は無い。買換えのために止む無く買うぐらいでしょう。
Windows 7
- 現時点では完成されたバージョン。長く使って良さそうだ。W8に買い換える必要性はゼロ。
Windows Vista
- 世紀の失敗プロジェクト。最初から買ってはいけない代物だった。
- 数は少ないでしょうが、現役で使っているなら、継続利用でしょう。
- 買換え予算を確保済みなら、あるいは買換え予定なら,、Vistaを見切ってW8マシン乗り換えでもいいでしょうね。既に5年は経過しているのでOSだけ交換とはいかない。箱ごと買換えです。
Windows XP
- もっとも上出来なバージョン。特に買い替えの必要は感じないが、サポート終了は痛い。買い換える先がW8(W8.1)では更に痛い。
- 買換えは多くの場合はマシンごと入れ替えることになる。ただし、スマホ、タブレットも共存する時代だから、パソコンの使い分けを再検討して、買換えもミニマムで収まるよう工夫しましょう。
- また、買換え時の共通の注意としては確実なコンテントの継承。
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さてさて。次のパソコンの選び方に戻りましょう。
モバイルはスマホとタブレットで用が済むのでモバイルパソコン(ちんけなノートPC)はもはや不要。
大型のノートPCはパフォーマンスリッチだけど廃熱が不十分で結局は煩いマシンになってしまう。
ドデカイ据え置き型はセンターマシンとしてあってもいいが、ローテーションして使うものだと理解すると、サイズにはもっと拘らなければいけない。
要は可搬方PCという選択だ。スリム型とか一体型とかがそのカテゴリーに入るだろうか。
も一つは
日用品化したPCの買換えサイクル。まあ、パーツがくたびれて故障を始める前に、肥大化したソフトを処理できなくてお払い箱になる。ソフトの肥大化の速度は1年~2年で2倍。3年で8倍、4年で16倍。マキシマムケース。ハードは購入時点では10%~20%の占有。ソフトが8倍とか16倍とかになればハードは耐え切れない。結局、どんなハードウエアでも快適利用は3年まで。4年目、5年目は我慢しながら使う。5年経過したパソコンは流用のチャンスは無い。
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