フォード事業構造転換

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フォード事業構造転換


フォードが抱く危機感はフォードに留まらないのは当然。各社各様に構造変化への対応を模索している。フォードは出遅れたと認識した。しかし、新たな事業構造をどのように捉えるかによって出遅れの程度は分からない。競合他社も同様だ。今誰が先頭集団にいるのか分からない。



https://www.morningstar.co.jp/msnews/news?rncNo=1790701

<米国株情報>米フォード、事業変革目指しハケット氏を次期CEOに指名

2017/05/24 10:16
(08/18 15:00) 現在値
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 米自動車大手フォード・モーター<F>は22日、伝統的な自動車産業の経営手法から脱却し先端技術を駆使した自動走行車などのモビリティー(新しい移動手段)や配車・相乗りサービスなどの新事業分野への進出を視野に入れた事業構造の変革に取り組むため、これまで28年間にわたってトップの座に君臨してきたマーク・フィールズ社長兼CEO(最高経営責任者)が同日付で退任し、ジム・ハケット氏を次期社長兼CEOに指名したことを明らかにした。

 今回の首脳交代の背景には、従来の事業構造のままでは販売シェアの低下が避けられず利益を上げることが難しくなってきていることがあり、抜本的な戦略転換による局面打開の必要性が高まっていることがある。

 フォードは首脳交代人事について、「将来に向かってフォードを変革する必要がある。ハケット氏は変革期に入った自動車業界で、(電気自動車や完全自動走行車、配車・相乗りサービスなどの)モビリティーを追求する時代を迎えているときこそCEOとして最適任だ」としている。

 ハケット氏は16年3月からこれまで1年2カ月にわたって、傘下のフォード・スマート・モビリティーの会長を務めたほか、14年初めごろまではミシガン州のオフィス家具世界最大手スチールケース<SCS>のCEOとして約20年間在籍し同社の経営再建を成功させたらつ腕経営者として知られる。今後、ハケット氏は新CEOとして、完全自動走行車や自動車のライドシェア(相乗り)・配車サービスなどの新事業分野に焦点を当てることでフォードの生き残りを賭けた変革を実現していくと見られる。

 これを受けて、同社の株価は22日、2.12%高の11.1ドル、と急騰して引けた。


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