アーバンリサーチ声掛け不要ショッピングバッグが失敗する理由

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アーバンリサーチ声掛け不要ショッピングバッグが失敗する理由

  1. 話を聞いてこれは失敗すると直ぐに分かった。誰にでも分かることでネット上で既に紹介されている。
  2. 声掛けを嫌がる人間は対人コミュニケーションがストレスになる人。自分の時間を大事にしたい人。ちょっと寄っただけの軽い乗りの人。自分のイメージ作りをしながらじっくりチェックしたい人。などなど。
  3. こういう人にこの目立つブルーバッグを持てというのは店によるなと言うのと同じこと。なぜなら、わざわざブルーバッグを取りに行って自分を主張してくれと強要するようなもの。そういう自己表現をお仕着せでやられることが嫌なのだ。人間の心情を無視した矛盾した取り組み。アーバンリサーチの組織では誰も馬鹿なプランと分かっても言えない雰囲気があるんだろう。あまりいい会社じゃないな。
  • 改善案
  1. 誰も分かること。逆にすればいい。声掛けOKですの人はブルーバッグを持つ。こういう人は色々迷うことがあって店員と相談しながら選びたい。ヘルプOK,サポートOKを意思表示するので店員も飛んでいける。
  2. ブルーバッグはある基準を作ってお持ち帰りOKにすれば埃(ほこり)を被って店舗の隅で寝ている心配もない。
  3. 例えば何か買ったらついでのおまけにするとか、毎日先着10人にするとか、広告を入れて販促品にするとか、工夫は尽きない。 
  • とは言えチンドン屋(?)じゃないんだと思うような人はこんな目立つバッグ(ニュースになって目立つ存在になってしまったブルーバッグ)は持ちたくないだろう。 
  • 普通は店員を探してアイコンタクトして手のしぐさで呼ぶとか人差し指を建てるとかすれば店員はやってくるものだ。店員同士の私語に夢中になってなかなかアイコンタクトしない店員の店は感じが悪くなる。店員教育が出来ていないアーバンリサーチだからこんな変なアイデアがまかり通るのだろうか。
 
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http://www.fashionsnap.com/news/2017-05-25/urban-research/

「声掛け不要」を合図するショッピングバッグ、アーバンリサーチが試験導入
2017年05月25日 19:50 JST

 「声掛けがしつこい」「放っておいて欲しい」「もっと自分のペースで見たい」そう感じている買い物客の声を受けて、「アーバンリサーチ(URBAN RESEARCH)」が"声掛け不要"を無言で意思表示できるショッピングバッグを考案した。現在URBAN RESEARCH Store全店舗と、阪急系列を除くURBAN RESEARCH Make Store全店舗で試験導入している。

 アーバンリサーチの広報担当者は、"声掛け不要バッグ"を導入した経緯について「ネットで買い物をする人の購買心理を考察していたところ、『商品が家に届くから』『買い物に行く時間がない』といった理由の他に『接客して欲しくない』という人が多いのではないかという意見が挙がった」という。また自社の購入者向けアンケートでは接客を評価する声があった一方、「声掛けがしつこい」などの意見もあり、これらの対応策として5月19日から順次展開を開始したと説明する。以前にURBAN RESEARCH Store店舗で店内ショッピングバッグとして利用していた「クリアの塩ビバッグ」をブルーのカラーで用意した。

 "声掛け不要バッグ"を持つと店員からの声掛けはないが、客からスタッフへの声掛けはもちろん自由。必要なポイントに集中して対応し、業務を効率化することで良質な接客に繋がっており、導入して間もないが客からの反応も良いという。今後は"声掛け不要バッグ"の利用者に対し、その見返りとしてショッパー不要の客に還元している自社ポイントと同等のポイント付与のサービスを視野に入れる。また、アーバンリサーチは購入方法の選択肢を広げるオムニチャネル施策として、送料分や所要交通費分を会計から値引きしたり、来店ポイントの導入、時間やスタッフを指定した接客予約、目当ての商品を店内から探せる検索システムの導入など、ネットで購入するメリットと同じようにリアル店舗で買う利点を増やす様々な施策を検討している。

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