ドライブレコーダーの正しい選び方-1
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ドライブレコーダーを取り付ける理由
- ドライブ中の監視記録
- 取締り中の警察官の根拠のない言いがかりに対抗するため。不良警察官が最も始末が悪い。職権乱用で兎に角キップを切りたがるから最低最悪。
- 安全無視の横着な歩行者に対抗するため。自殺行為に付き合っていられない。
- 信号無視、安全義務違反、ルール知らず野悪質な自転車の体当たり事故に対抗するため。加害者なのに被害者みたいな態度を取る。
- 交通事故を起こした時の正しい過失判断に供するための記録の保存。
- 交通事故、交通規則違反などの目撃情報の記録保存により社会貢献に寄与する。
- ドライブの記録の一環として保管。珍しい事象の保存。ライフログの一環。
- 駐車中の監視
- 駐車中の車上あらし。当て逃げ。いたずら。この理由で監視カメラとしてドライブレコーダーを取り付けようとする人が意外に多いのだ。
- 駐車場が離れた場所で管理がゆるいケースでは深刻だ。出先で駐車して車を離れるときも、不注意な運転のクルマが気になる時もある。
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ドライブレコーダーの要件
- 常時記録が基本。ドライブログなので運転中は全て記録する。1日の運転時間は経験的に6時間が上限。それ以上は体力が持たない。
- 事故記録を重視するなら衝撃時自動記録(30秒前から30秒後までなど)用に別のドライブレコーダーを予備でもう1台セットするのが良い。角度が変わってより正しく確認する。前方に加えて後方カメラも備えるものが望ましい。
- ビデオ記録の地図上のトレースのためにはGPS連動が必須。
- Wi-Fi連携は操作性の面で望ましい。機種によるがカメラの方向設定は画像を見ながらが望ましい。撮影したものをいち早くアップすることもできそうだ。WiFiが無くてもメディア経由でノートPCからアップできるが煩雑になりそうだ。メモリを抜けば映像が切れる。
- 画質は4K画質(4K*2K)が望ましいが、現段階では2K画質(2K*1K)が実質的な上限で、これを目指すべきだろう。価格制約があれば1K画質(1K*1K)に止める。
- カメラは出来るだけ広角。レンズは出来るだけ明るいもの。夜間も画像が確保できる工夫のあるもの(例:WDR機能)。
- 2K画質で6時間記録には多分32GB相当のメモリを要求するだろう。
- これだけの動画を管理するには相当のパソコン及びストレージ更には動画編集に適切なアプリケーションソフトも必要になりそうだ。金が掛かるな。
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- WDR機能とは:ワイドダイナミックレンジ機能の略で、内容は暗がり補正機能というべきもの。
- 駐車モードとは:駐車中の当て逃げやいたずらなどを防止あるいは牽制するための監視撮影モード。中身が今一分からない。電源問題と画像変化検知と案外難しそうだ。
- セルスターCSD560FH (常時+イベント)
- INBYTE > FineVu CR-2000S+ CR-2000S-P(衝撃とモーション):スペックは魅力的だが韓国の会社。
- ケンウッド > KNA-DR30(衝撃のみ)
- ガーミンGDR 190 (モーションのみ)
- http://www.garmin.co.jp/products/GDR/gdr190/
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ドライブレコーダーの候補
トランセンドDrivePro 220
http://jp.transcend-info.com/Products/No-692
ユピテルDRY-WiFiV5c
http://www.yupiteru.co.jp/products/drive_recorder/dry-wifiv5c/
ユピテルDRY-WiFi40c
http://www.yupiteru.co.jp/products/drive_recorder/dry-wifi40c/
富士通テンイクリプスDREC200
http://www.fujitsu-ten.co.jp/eclipse/product/drive/index.html
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ドライブレコーダーの運用
(メモリカード)
- パーキングログ
- 毎朝、簡単に、駐車している車を点検。
- 異常があれば/不審に思ったら/気になることがあったら、駐車モードの画像をチェック。暇で心配性の人は、何もなくても、 駐車モードの画像をチェック。
- 駐車モードの録画チェックはドラレコのモニターパネルまたはパソコンにメモリを読ませて行う。異常がなければ初期リセット。リセットしないで黙って上書きでもよい。(32P1)または(64P1)
- 毎夕、駐車モード用のメモリをセットする。 (32P1)または(64P1)。
- ドライブログ
- ドライブに出かけるときは、内容が空のメモリをセットする。
- メモリが32GB(32D1)ならお昼ぐらいに、別の32GBメモリ(32D2)に交換する。メモリが64GB(64D1)なら交換は不要。
- ドライブから戻ったら、パソコンで画像チェック。気に入った風景や場面があればシーンをカットしてハードディスクなどに保存。特に問題が無ければ動画サイトにアップ。
- チェック保存が終了したら初期値に戻しておく。終わらない場合はデータだけ退避させてもよい。退避もできない場合は、次のドライブに備えて、64GBなら1枚、32GBなら2枚、予備のメモリカードを用意する。(32D3, 32D4)または(64D2)
- 駐車ログ用メモリカードとドライブログ用メモリカードは兼用させてもよい。
- ログビデオを楽しもうと思ったら、もっとも大切なことはタイムリーにチェックして何時でも利用できるようにしておくこと。せっかくの風景・場面のビデオを喪失するか、肝心な事故の時にメモリカードが入っていなかったことになりかねない。
- 事故時の記録だけで十分な場合は、時々ファイルが取り出せるかなどのメモリ劣化を含めた基本機能をチェックするだけでよい。この場合は32GBを次々上書きしてイベントログだけ取り出せば済むので1枚で用が足りるでしょう。
- 時々怠ける人の場合は、Pパーキング/Dドライブ両方で、32GBなら4~5枚、64GBなら3~4枚程度確保するのが安心。多い分にはいくら多くても構わないがメモリの価格は大容量になるとまだまだ高額です。32GB/64GBミックスでもよいが容量を意識して管理することが大事です。
- ドラレコを買ったら常識的には外付けハードディスク大容量(1テラ以上)を買っておきたい。泊りの出掛が多い場合はシリコンディスクの大容量(256GB程度)お押さえておきたい。
- こういう運用面を考えるとメモリの出し入れが頻繁になるのは考え物かも知れない。USBケーブルで取り出せるようにしたい。ドラレコ本体の脱着の是非出てくるだろう。WiFiが必要に感じるかもしれない。実利的に最も早いのは、しかし、メモリの直読みです。
- ドラレコは結局、金もかかる、時間もかかる、手間もかかる、それでいて確実に何かを得ることが出来る訳ではありませんから、カテゴリー的には殆ど道楽と言っていい世界ですね。
- あなたのドライブレコーダー(ドラレコ)ライフに幸多かれ!ろ祈るばかりです。