明確になった「au でんき」不振の原因
- au でんき
- au ポイント
- au WALLET ポイント
KDDI は電気事業に目覚めたのか逆に上手く行っていないのか 。やたらとau でんきへの加入アプローチが来る。オプション解約の電話を入れてもau でんきの案内がある。
比較の相手になる東京ガスのポイントサービスは更に訳の分からないパッチョポイントだが出口は明快だ。普通よく利用されているポイントに交換できる。
使えないポイント/脆弱なポイント交換サービス
au WALLET ポイントなど説明には他社ポイントへの交換可能とあるがその他者はスタバを除けば誰も知らない。スタバのポイントでは用途限定もいいところだ。要するに全く魅力のないポイントプログラムにしか見えない。「au でんき」が上手く行っていない原因は明確だ。au でんきの特典が魅力の薄い・認知度も低いau WALLET ポイントということだ。
KDDI /au グループに支払った料金はau ポイントに還元される。ここまでは問題ない。そのポイントはKDDI /au グループの決済に利用できることもいい。しかしそれだけでは流通性は高くない。世間に出すにはau WALLET ポイントでは駄目だ。持っている奴も使っている奴も見たことない。「出口のないポイントサービス」がau 電気の敗因。
ガスパッチョを上回るユニバーサルポイントサービスとの交換や更に差別化のためにマイレージとの交換サービスなども加えるべきだ。
勿論、還元率が低ければ論外。還元率はイーブンが前提。
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「au でんき」を進めてくるau の人には 調べてからと曖昧に答えていたが、使えないポイントサービスなど、少々還元率が高くてもどうしようもない。東京ガスは充実したポイント交換サービスに加えてガス代まで還元の対象になるので魅力的に見えてしまう。勝負にならないのだ。
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スマホのゲームのチャージも電子マネーのチャージも電話代に入ってくる構図。簡単決済が狙い何だろう。一つのビジネスモデルとして企画されたが、家計管理の観点からすると仕分けに不安を残す形は好ましくないのは当然。シナジー設定ができていない。完全な企画ミスだ。こんなこと、始める前から簡単に分かるだろう。もっと大事なことはシナジーが利用者にも見える分かり易いものであることだ。
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