「カラー・コーディネーション」の正しい考え方?


「カラー・コーディネーション」の正しい考え方?



=カラーコーディネーションとカラーテーマ=
  • ファッション、インテリア、カラーコーディネートの世界では、主役たる自分に似合う色を知らなければ、はじめの一歩さえ踏み出せない。昔から、暖色系、寒色系というが、色のトーンは複雑だ。時と場所によってその選択は変わる。もっとも大事な自分の好みを反映することと、他人から見てどうかは別問題。他人も男女老若で変わるだろう。
<他人の目線>

(他人の物差し=評価と”らしさ”あるいは期待値)
  • 体系は細身か、中肉中背か、ぽっちゃりか。長身か小柄か。
  • 髪の色は濃い黒、ブラウンが入る、白髪が入る、毛が薄い、剥げている、など。髪の毛が太いか細いか。
  • 肌の色は黒いか、白いか、。張りがあるか、皺に覆われているか。
  • 若いか老人か
<本人の目線>

(自分の思い⇒リスクイメージ)
  • 若い ⇒ 未熟
  • 清潔 ⇒ 潔癖症、付き合い難い
  • 活動的、積極的 ⇒ 身勝手、協調性がない
  • 思慮深い、落ち着いている ⇒ 積極的でない、指示待ち、口先だけ
  • 協調的 ⇒ 指示待ち、追従的行動、新しいものが期待できない。
  • 個性的、ユニーク、⇒ 非協調性、暴走


<リスクの正体>
  • 自分の主張(自分らしさ)と好みの色が整合しているときはハッピー。自分の主張(自分らしさ)と好みの色が不整合のときはアンハッピー。期待値と違うことを主張するので不愉快になる。頓珍漢で滑稽に見える。異分子として距離を置かれてしまう。
<大事なこと>
  • ファッションのカラーコーディネートは自分の主張(自分らしさ)を裏付けるように行うこと。自分の好みと主張のギャップを理解すること。


<物理的・肉体的制約>

(基本は調和。コーディネーションだから当然ですが調和)

  • 色白、髪の毛が濃くない人は、明るい色、淡い色(ホワイトミックス)、柔らかい色を使う。色彩的には寒色系/クール系。
  • 色黒、髪の毛が濃い人は、暗い色、濃い色(グレーミックス)、強い色を使う。色彩的には暖色系/ウォーム系。
<自分の主張(自分らしさ)の制約>
  • ①知性的か行動的か・②個性的か協調的か、何と言うことかたった2つの軸しか存在しない。プラス、主張ではないが年齢も考慮する。③若いか熟練か。
  1. 知性的な人は寒色系/クール系を選ぶ。
  2. 行動的な人は暖色系/ウォーム系を選ぶ。
  3. 個性的な人は暖色系/ウォーム系を選ぶ。
  4. 協調的な人は寒色系/クール系を選ぶ。
  5. 若い人は明るい色/ライト系を選ぶ。
  6. 熟練した人は暗い色/ダーク系を選ぶ。
  • 矛盾する場合は強く感じる主張に沿ってコーディネートする。
<勘違いにご注意ください>
  • 寒色はブルー、暖色はオレンジと決め付けるとファッションなんて成立しない。組み合わせた色の結果が主張に沿えばいいのです。主張(テーマ)に沿った色の組み合わせは書籍などでも紹介されているので参考にすればよいだろう。定番ものもあれば、チャレンジもある。
  • カラーテーマを理解すれば、印象的な色を使う位置(顔・胸に近づけるか離すか)、面積を変えることで意識して印象を変化させること(より有効にメッセージを伝えること)も可能だ。


(まとめ)
  1. 自分の肉体的、心理的、社会的特徴を理解する。
  2. 自分に適したカラーテーマ(色使いセット)を選択する。
  3. 自分のカラーテーマに沿って身に付けるもの、持ち物の色を押さえる。
  4. TPO(場・季節・気分など)で変化をつけるときは同じカラーテーマに沿って位置・面積を変える。
  • ポイントは自分のカラーテーマと構成内容を理解すること。

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