私人正論~外国人労働者受け入れ拡大の是非~
激論!クロスファイア「外国人労働者受け入れ拡大で識者激突!なぜ賛成、なぜ反対」
2018年12月9日18時~ BS朝日
高橋洋一(嘉悦大学教授)
毛受敏浩(日本国際交流センター執行理事)
田原総一郎
本間智恵(テレビ朝日アナウンサー)
ビデオをさらっと観ました。
高橋さんは勢いで話している。
毛受さんは根拠のない数字を出して説明しているし、スタンスが不明確。サラリーマンの根性にしか見えない。
田原さんは声が大きいだけで、あちこち気になって一つもまとまらない駄目議長。
本間さんは殆ど存在価値がない。突き刺さる質問を一つでもするべきではないか。
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議論の重要性は分かるし、1時間で消化できないのも分かるが、国民の多くが疑問視するのは1日も争う緊急性がどこにあるか分からないということだ。その議論さえ出来ていないので駄目だね。
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正しい議論:
外国人を受け入れる分野と人数と条件と必然性の議論が全くできていない。全く当たり前の議論が、国会はおろか、日常の政治活動の中でも、行政の活動の中でもできていない。与党も野党もないだろう。
少子化問題を出して総論で乗り切るのは根拠が明確でないし、少子化対策のレビューがセットになっていなければ外人受け入れの必然性の議論は無理だろう。
議論のための長期プランも提示されていない。
一方で、
唐突な法案化は全く別の理屈。
単なる選挙対策のために中小企業への安い労働力提供を約束しようとしたものに過ぎない。政治家の私利私欲のために国家国民を犠牲にしても構わないとする態度。目先の選挙対策で国家100年を捨てる行為だ。
存在しないアベノミクスの幻影を今なお追いかけているのかと思う。国家の基盤改革・構造改革のチャンスが来ても昔の構造に 引き戻そうとしているだけだ。
少子化と人手不足は別問題。人の数は十分いる。活用する策が無いのだ。政治家や経営者が馬鹿になっているだけだ。
- 60歳や65歳でリタイヤした元気な老人?が大量にいる。経験者で貴重な人材を社会は活用できていない。
- 女性人材の活用に障害となる制度、マナー、慣例、。結婚退職、復職困難 、。
- 東京など大都市集中によるムダムリムラ。遷都すら議論がすぐに立ち消えになる。
- 副業できる社会制度が不十分。
- 会社が個人(社員)を必要以上に拘束する慣習・制度。
- 機械化・IT化の遅れ。キャッシュレス化すら進まなくてスーパーのレジに女性が並んで単純作業を繰り返す。
- 仕事をしない公務員の数だけ増えている。
野党は馬鹿で正しい議論より牛歩戦術。その前にやるべきことをやらなかった自分の不始末に言及していない。只のクレーマーにしか見えない。
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狭い日本の国土に多くの人々が住んでいる。人口密度は今でも十分高い。人が気持ちよく暮らすスペースは今でも足りない。これが基本認識でしょう。
そこで人手不足が出るのは誰かが馬鹿だから。今なら、自民党が馬鹿なのだ。資本家経営者が馬鹿なのだ。もしくは彼らは別の行動原理で動いている。それは決して国家や国民を考えてのものではない。恐らく日本人の誇り(そんなものあるかな?)すら持っていない。
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日本人は中国人や朝鮮人(韓国人)に対して優越感と劣等感を併せ持っている。国として尊敬のない国からの人を素直に受け入れる余裕もない。
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