- 問題のすり替えにご注意
- 高齢者問題(高齢ドライバーの問題)として報道されるが、実際は初心者でも日常的に運転しない人でもプロのドライバーでも発生するのが高速道路の逆走。
- 原因は間違えやすいように作っているからだ。
- 本線乗り入れの途中に分岐を作るのは論外だが結構多い。
- スマートICの数が少ない。間違えるとつぎのICまで時間も費用も掛かるので逆走で引き返す連中もいる。というか逆走できるように作っている。
- 対策
- 道路毎に向きを示せばよい。例えば、真ん中に白線を引く暇があるなら方向を示せばよい。左右のガイドラインにも方向を示す工夫をすればよい。
- ラインシンボルは一般道路にも反映させれば何が自然な方向か身体で覚え込むことも出来る。
- 自動運転、自動ブレーキの一環として逆走防止機能を付ければいい。行政はメーカー任せだが、積極的に関与して行政側で何をやるかコミットしながら進めるべきだろう。
https://www.asahi.com/articles/ASL1H5F91L1HPTIL01J.html
朝日新聞デジタル
東名で夜行バス逆走 運転手「IC通過してしまい…」
2018年1月15日17時35分
西日本ジェイアールバスは15日、横浜発ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(大阪)行きの夜行高速バスが東名高速道路下り線の厚木インターチェンジ(IC)を誤って通過し、バックで約50メートル逆走してICまで戻ったと発表した。乗客17人にけがはなかった。高速道路でのバックは道路交通法で禁止されている。
同社によると、バスは14日午後9時に横浜市内を出発。午後11時19分ごろ、男性運転手(49)が降りる予定だった厚木ICを通り過ぎたことに気づき、路側帯に約2分間にわたって止めた後、ハザードランプを点滅させながら約50メートルバックしてICの分岐地点に戻ったという。
運転手は浜松市内で乗務を交代した際、会社に報告。「乗客がせき込んだので車内の温度調節に気を取られて通過してしまった。次に停車する本厚木駅への到着が遅れてしまうからバックした」と説明したという。次のICまでは約15キロあった。処分が決まるまで運転業務に就かないという。同社は「再発防止に全力をあげて取り組む」としている。
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道路の方向性がデザインされていないことが致命的な設計ミスだ!
道路行政はやることやらないで、余計な法律ばかり作るんじゃないよ。問題の本質を見定めて適切に対処すべきだ。
今からでもできるだろう。道路公団(NEXCO)は直ぐに着手しろ。
例えばトンネルの中でスピンして停車。再び走り出す時に直ぐに方向が分かるようになっているか。よく考えて見ろ。 しばらく走れば色々な標識が目に入るので簡単い分かるが、その前に逆走で正面衝突だ。ハイウエイは構造的に屋根のないトンネルなのだ。
事故があればドライバーの特質にばかり目を向けるが道路設計に本質的な問題があることも忘れてはいけない。
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