世界が求める高齢化社会の自動運転

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世界が求める高齢化社会の自動運転

トヨタの社長は今は豊田章男だが彼は自分でドライブを楽しむアクティブな印象がある。トヨタの車の中にはスポーツドライブを楽しめるような車種もあるがその発表で社長は心底嬉しそうな顔を見せる。

マツダの社長の小飼雅道はどう見ても田舎っぽいおっさんだ。自分で運転する様を見せることはない。しかし、マツダは自分のドメインをスピードドライブ 領域に絞っているように見える。

トヨタとマツダは提携している。何か成果になるのか分からないが、あまり期待できない。今必要とされているものに対しては両社とも魅力的な発想をしていないからだ。



日本は既に高齢化社会。日本以外の国も戦後ベビーブーマーが高齢者がそれぞれの国の課題になっている筈だ。

今、世界が求める車は高齢者でも安心安全にドライブできるものだ。安心安全が 担保されて初めてスピードドライブを楽しめる。

自動運転はドライバーが楽をできるから必要なのでなく、高齢者にも安心安全が担保される道具立てとして必要なのだ。

豊田はスパンが広いのである程度は誤魔化しが効く。マツダの今の姿勢はリスキーだ。ニッチ市場で構わないと勝手に値踏みをしているようだが、世間はそうは動かない。市場の基盤構造が変わることを理解しないといけない。



二人の社長に高齢化社会の自動運転についてコメントを頼めば既に準備に入っていることを言うだろうが大事なのはタイムスタンプだ。トヨタとマツダの共通点は仕事が遅いこと。新しいコンセプトに先行する力がないこと。後追い戦略がベースなのだ。失敗しない戦略は何度か成功も収めてきた。だから始末が悪い。日本の行政にも似たところがあるので救いようがないくらい危機的な状況だ。

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