ポイントのコストは誰が負担しているか?
- ポイント
- ポイントサービス
- 色々な企業がポイントサービスと無縁では無くなってきた昨今、最初はプラスアルファのサービスに見えて嬉しいと思うだろうが、業者が利益を放出してサービスに振り向けていると素直に考えられない。
- 携帯電話はキャリアを変更するときに無料で端末を入手できるが、これは継続利用の加入者の通信料金が回されていることは今は自明。総務省は注意を促しているが実態はあまり変わらない。やはり加入者の数が圧倒的にビジネス上は重要なのだろう。だから、2年ごとにキャリアを変えるか、SIMフリー端末で3大キャリアから逃げ出すかの選択を迫られる。勿論、黙って他人の利益に貢献するために同じキャリアを使い続けても良い。
- 言えそうなことは、ポイントのコストは間違いなく普通の価格・料金やサービスや商品の品質に埋め込まれているということだ。ポイント、割引、をやっている店では利用しなければ損をする仕組みになっていると考えるべき。 悪質?な店なら、ポイント分だけ表示価格は高く設定されているだろう。でもそれをやれば価格比較で負けてしまう。結構難しい世界だ。
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- 限りなく難しい。ポイントとかで営業上の最適化を達成し全体の売り上げ・利益が伸びればコスト負担は発生しないことになる。そういう目論見。でも実際はそうはいかない場合がある。やがてポイントは只のコストに過ぎないことが分かる。削除できない(止めることが出来ない)営業経費の一つ。
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ポイントのコストはポイントを利用していない人が最も多く負担している。次に多く負担しているのはポイントを利用している人(囲い込まれた人)になる。 その次は、利益を放出している人。目論見通り売り上げ利益が伸びれば株主側企業側の負担はないが、目論見通りでない場合は利益を食われるので株主の負担。ポイントサービスがないともっと利益は縮むと説明して済まされる。ポイントは株主にも利用者にも麻薬。一度はまると二度と引き返せない。利益が出なくてもコストがかかるので税金より訳が悪い。
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