(初心者の偏見と独断シリーズ)毎月分配型ファンドの是非
ご近所のご主人は毎月分配型のファンドを3千万円を超えるくらい保有していて、分配金が月10万~20万円程度になっている。自分で年金を作っているようなものだ。年間150万円とすると5%の利回りで運用していることになる。
ものの解説を読んだりすると毎月分配は損だとある。多分、税金の絡みだろう。分配金の再投資運用をおこなうとすると、税金分が運用に回せないので損。しかし微々たるものでしょう?。上のご主人の3千万円。分配金が150万円として、税金は20%なら30万円。この30万円も5%で運用できれば、1万5千円が稼げる。(3千万×0.05×0.2×0.05=1万5千) 最大値の筈だから実行はもっと少ない。でも、世間の金持ちはこのような金も無駄にはしないのだ。
分配金だって必ず使い切る訳ではないからタンス貯金に置き換わるなら無駄は更に発生する。
だから、結論としては、ちょろちょろ分配しないで必要な時に必要なだけ解約か買い取り請求して現金化すればいいのだ。多分。
(注意)
上げ下げの状況により、分配金で早めに利益確保を図った方が有利な局面もあります。短期~中期ではその点を留意する必要がありますが、中期~長期になれば局面の有利不利が相殺されることが期待されます。長期低落の局面では利益の早期回収になる毎月分配が有利ですが、この場合はファンドの意味がないので当然解約でしょう。もしくは超長期のスタンスを持つか。ただ、下げるだけ下げておいて強制償還となる最悪のケースもあります。まあ、デフレ不況の時はタンス貯金が強いとか?。
なお、
毎月分配ファンドの致命的な問題(欠陥)は分配によるファンドの疲弊。至極当然ながら分配すればファンドの資産残高は細る。運用成績の山谷を何回か乗り越えているうちに、痩せてしまい、不十分な資産残高では目的の運用もできなくなる。想定外の早期償還に追い込まれるリスクがある。実際にそうなったファンドを見かけた訳ではないが、注意深く観察しないといけない。
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<結論>
毎月分配型ファンドは購入しない。購入したものは解約する。特に分配金を自動再投資しているファンドは全く意味がないから即時解約することです。
毎月分配型ファンド、隔月分配型ファンドは年金の不足を補うために数年前から圧倒的な人気だが運用効率の悪さは当初から指摘されていた。殊更、必然性が無ければ、毎月分配型は止めにしましょう。
以上
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<円安対応案>
ストック&ファンド処分案:円安を踏まえてこの1週間の身のこなし方
- 外貨を少し売る。例えば、外貨MMFなどが分かりやすい。10万円~100万円程度。
- 成績の悪い株式を処分する。内需型でも成長が期待できれば外資が入ってくる。二流ブランドは処分する。ブランドは一流でも東電など構造問題を持つものも処分する。
- 海外投資ファンドは円安回収のために少し売る。10万円~100万円程度。
- 毎月分配ファンドはスイッチなどで正常タイプに切り替える。
- キャッシュ(償還金?)は積立ファンドに回す。円安で得している筈だからゆっくり戻してよい。
- 出来の悪いファンドの処分=(パフォーマンスが出ていないもの)×(規模の小さなもの)×(戦略性のないもの)
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