深く静かに進行する足の爪水虫?漸く薬も揃った!そろそろ治療する?
爪水虫(つめみずむし)は飲み薬でないと直せないと宣伝されていたが、最近になって塗り薬が処方できるようになったようだ。市販薬になっているといいがまだ医療界の独占のままだろうか?。
※
ラミシール(内服薬)
ラミシール(外用薬)
ラミシールATクリーム(塩酸テルビナフィン配合)
Dr. G'sクリアネイル(外用薬)主成分ベンゾルコニアム ( Benzalkonium )
ネドリール錠 (主成分テルビナフィン塩酸塩)
※
爪水虫の塗り薬の処方が可能になったのは単に保険が適用できるようになったという意味でしか無さそうだ。市販品が5千円なら3割負担として1500円で購入できる。肝臓への副作用の心配が無いし、血液検査の手間も無い。内服薬と外用薬の併用が出来ない理由は保険適用上の制限に過ぎないだろう。薬剤としての問題では無さそうだ。
※
足の爪を早く伸ばす方法
治療効率を上げるためには、爪が元気でなければ飲もうが塗ろうが治療は進まないだろう。爪が元気になるには足が元気になるしかない。
- よく歩き、よく走る。1月10万歩=1週3万歩=1日5千歩を目処にする。ランニング(走る)は膝などを痛めたりするので薦めない。
- 室内では裸足または指割れ靴下。
- 外出は指割れ靴・地下足袋。
- 靴・靴下の時はジャストサイズまたは余裕サイズ(窮屈な靴やサンダルなどを避ける)
- 足の指及び爪の生える先へのクリームマッサージ(夜寝る前、朝起きたら。デスクワークが多い場合はお昼休みにも。1日2回~3回)
- 外用薬がクリーム状なら就寝前に塗りこんでマッサージを行なう。
※
お風呂での足爪のケア
外用薬を使うときは、浸透効率を上げるために、丁寧にケアすること。
- 殺菌剤を使って足を洗う。足以外に広がっている部位も洗う。マッサージも同時に行なう。
- 鑢(やすり)などで爪の表皮・周囲を極軽く削る。水虫の影響で固くなったり変形したりぼろぼろになった部分を削り取る。柔らかい弾力性のある本来の爪の形状であれば削り取る必要はない。削るだけの余裕が無い場合はスキップしてもよい。
- 45度程度の熱いお湯を使って足湯をする。やけどしないように短時間に留めるように注意する。
- お湯の代わりに熱く温めた酢を使う方が効果的とする我流もあるが、検証されているわけでないし、相性問題もある。
- 風呂から上がったら風邪などで乾かして、外用薬を塗り込む。マッサージも同時に行なう。
爪水虫内服薬の服用
内服薬は危険なので油断大敵。肝臓の障害は自覚症状が出ないことにも留意すること。
- 肝臓に副作用が出るので体調不十分の時は服用を避ける。血液検査でOKが出ることもあるが、内服薬のアプローチは取らない。処方してもらわないこと。
- 体調が良い場合も半年以上の連続使用は避けること。医者はOKを出すかも知れないが、適当な理由をつけて塗り薬に切り替えるように依頼する。
- 最初から塗り薬だけで治療するのは問題がある。爪水虫は普通の水虫が移ったものだから、大元を治療しなければいけない。人によっては頭皮まで菌に感染している。塗り薬だけの場合は限界がある。普通の水虫も治さなければ意味がないが、塗り薬だけでは治療漏れのリスクがある。
- 3ヶ月程度は内服薬を利用して身体中の皮膚に巣食う菌(白癬菌?)を駆除しておく。アロウアンスは3ヶ月。当然、短いほうが良い。
- 肝臓に障害が出る前に、塗り薬に切り替えて、最後まで残るしつこい足爪水虫の根治に注力する。
- 肝機能障害は飲み薬をやめれば回復するが、多分程度問題だ。
※