マツダCX-3の敗北?市場を見ないコンセプトは昔のマツダの二の舞か?
- マツダCX-3
- CX-3の商品企画は完全な失敗だろう。ロードスターと並行して進めた商品開発は大いなる勘違い、錯誤を産み付けたのか。コンセプト的には瓜二つの車を作ってしまった。
- CX-3が軽に近い価格設定なら納得できるが、見積もりベースで300万を楽勝でオーバーする価格設定などクレージーとしか言いようがない。
- CX-3は何から何までバラバラだ。コンパクトSUVとして市場を刈り取りに来たのかと思ったら、土俵にも上がれない不手際ばかり。開発責任者、デザイン責任者は、率直に言うなら<馬鹿>じゃないの?
- ショールームに並べる以外の用途が見つからない。試乗車として楽しんでもらう以上の用途が見つからない。
- 販売ランキングのようなデータを見ているとCX-3が出てこない。CX-5が出てきてもCX-3が出てこない。誰だってCX-3は買わないでしょう。
- 圧倒的に価格が高すぎること。下手すると感覚的には100万円高い印象だ。少なくとも50万円は確実にライバルより高い。
- 荷物が詰めない。これも致命的。燃費が良くても荷物が詰めなければ遠出なんてまず無理だ。
- キャビンが狭い。窮屈。車高を抑えたこともあるが、開放感、くつろぎ感が極めて少ない。乗ると緊張するようではだめだろう。駐車場(機械式)に入れるのが車の目的じゃないだろう。本末転倒もいいところだ。デザイナーは少数のユーザーの声を聴いて、多数のユーザーの声を聴く耳を持たなかったようだ。しかも間違っている。狭くていいと言った人は一人もいないでしょう。
- 最低地上の低さにも驚く。見掛け倒しでSUVカテゴリーに入れるには苦しいレベルだ。
- 結局、近所のショッピングセンターへ出かけたり、せいぜい2人で近場への半日帰りのドライブなどでお茶を濁すことしかできない。1泊2泊しながら紅葉のドライブ、スキーに出かけるなど、家族旅行で使うなど、は無理だ。都心からドライブを楽しめるエリアに行くこと自身が躊躇してしまうだろう。
- パッケージングデザインの完全な失敗だ。責任者は退くべきだろう。マツダは失敗を理解していないらしく、追い打ちをかけるようにプライシングも大失敗だ。市場の情報を取り損なうとこういうことを平気でやるのがマツダだ。30年前のマツダの歴史的失敗をまたも繰り返すのだろうか?。間違いを認めて修正する知恵は身についただろう。
- CX-5では大きすぎるので、コンパクトにしてほしい。これは誰でもいうことだが、それを聞いたマツダのエンジニアはかくもバカげたパッケージをよく思いついたものだ。開発ストーリーを何処かで自慢そうに記事にしているかも知れないが、今は自分の愚かさに気づいて隠れているだろう。ディーゼル積めば何でも売れるものではない。
- CX-3を買うくらいなら他の車を買う!今の日本の車の常識?
- CX-5:マツダファンでSUV/ディーゼルにこだわる人たち
- デミオ:CX-3のパッケージでもいい人はもっと安くて格好いいデミオに行く。ディーゼルも選択できる。
- VEZEL:大半はここへ流れる。ハイブリッドはトランスミッションの出来栄えもよくて圧倒的なコストパフォーマンス。パッケージングはホンダらしくスペースにゆとりたっぷり。
- スバルXV。活発なエンジンとアイサイト。価格も安い。
- X-TRAIL。これもCX-3より全然安い。SUVベストセラー。パワーもスペースも余裕たっぷりだ。
- CX-3にがっかりした人は自分の欲しいものが明確になって、ミニバンに向かう人も多い。
- コンパクトSUVにこだわる人が、どうせ少人数でのるならとハスラーを選択する人も少なくないだろう。なぜなら、CX-3の宣伝をすると、ハスラーが売れ出すからだ。極端に言えば半値で倍のパフォーマンスが得られるようなものだ。
- マツダは開発担当者(企画とデザイン)にレビューを書かせることだ。顛末書でもいい。商品終了提案書もさっさと書かせた方がいいだろう。車が可哀そうだ。
田舎のスポーツカー?
特定の趣味人の車?
マツダの新たな負の歴史遺産?
※
新車登録ランキング
- この統計は軽を除外しているので半数が軽の時代ではほとんど役に立ちません。軽を馬鹿にしているからこのような統計で済ましているのかと疑いたくなります。間違った認識を各方面に植え付けている懸念もあります。