富山県立近代美術館「第11回世界ポスタートリエンナーレトヤマ2015」に風が吹く
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富山県立近代美術館で開催されるポスター展「第11回世界ポスタートリエンナーレトヤマ2015」(9月19日~11月23日)
佐野研二郎の作品を展示するなんて非常識だ。
佐野に出店者としての資格があるかどうか。それを問題にする人もいる。主催者には説明責任が問われる。今の問題となっている状況では当然だろう。出展させるということは賞を与える権利を与えることだが、賞金はどこから出ているのかも問題になれるだろう。パクリ犯の前科者も今後出展させるとうたうべきだろう。
彼が受賞したら、彼は顔を出すのだろうか。最初から人前に顔を出せない人、逃げ回っている人では無理でしょう。
彼の作品がメディアに晒されて、徹底的に不正の有無が検証されるのは目に見えている。あることないことが記事にされて、誰にとっても楽しくないだろう。
田舎の美術館が注目を浴びるのはいいことだ。でもこういう形はいい結果につながるかどうかわからない。
しばらく静かにしているのが良かったと思う。佐野研二郎自身にとっても。それくらい気配りするもんじゃないかな。主催者ってただの事務屋ではないでしょう。
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http://mainichi.jp/feature/news/20150904ddlk16040560000c.html
富山・世界ポスター展:2次審査、画像検索システム導入 五輪エンブレム問題受け 佐野氏作品も展示 /富山
毎日新聞 2015年09月04日 地方版
石井隆一知事は3日、今月16、17日に県立近代美術館(富山市西中野町)で行われる「北陸新幹線開業記念 第11回世界ポスタートリエンナーレトヤマ(IPT)2015」の第2次審査で、賞候補に残った数十点について、画像検索システムでチェックすると発表した。同展には2020年東京五輪の公式エンブレムを撤回されたアートディレクター、佐野研二郎氏の作品3点がA部門(実際に発行・印刷されたポスター)で第1次審査を通過して入選が決まっている。【青山郁子】
同展は3年に1回開催される世界で唯一の国際公募のポスター展。6月に行われた第1次審査では、応募作3845点の中から351点が入選し、その中には佐野氏の作品も含まれている。
第2次審査では、グラフィックデザイナー、勝井三雄さんらが審査員を務め、グランプリ(賞金100万円)をはじめ入賞作16点を決めるが、県は今回のエンブレム問題を受けて、初めて画像検索システムの導入を決めたという。
県文化振興課によると、これまで佐野氏本人から入選辞退の申し出などはなく、外部からの指摘もないため、佐野氏の作品も通常通り審査対象にし、展覧会場でも展示するという。同展は19日〜11月23日、同美術館で開催される。
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