家計簿3区分|投資|消費|浪費|の有効性について
- 投資
- 消費
- 浪費
家計簿アプリの支出区分がタイトルの3区分になっていた。馬鹿な区分だなと思っていたら何処かのFPが提唱するもので一定の評価を得ているらしい。
一体何が評価のポイントなんだろうか。そもそもこの3区分で収まるものか。
家計簿をつける時に、都度、浪費ではなかったかと自問自答することが節約術を身に付けることができるのだろう。窮屈な管理の世界観とはだいぶ違うようだ。
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ちょっと見すると先ず定義が分からない。 ネットを見ると定義らしき記載はあるが極めて感覚的だ。
資格を身に付ける活動や支出は将来の自分への投資。失敗して諦めたら只のロスになってしまう。
贅沢な外食は無駄な浪費ともいえるし、明日以降の元気を確保するための投資とも言えそうだ。
曖昧にならないように定量化の発送として費用対効果のプラスマイナスを持ち出してきているが、費用は今日的で効果は将来的で確定しない以上、切り分けの手段に出来ない。そもそも効果の定量化など最初から無理な話だ。
ただし、機械的に振り分けることで客観性のある「見える化」 を実現することが出来るkも知れない。
家計簿の費目との対応付けをあらかじめ決めてしまうことだ。コロンブスのタマゴ。余計な判断に悩むこともない。
因みに、家計簿費目の整理は生協が公開しているものが細々と分かり易いが、結構疲れそうだ。
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<投資>
- 貯金:将来の利用に備えるだけで投資とは馴染まないが原価割れのリスクは少ない
- 株式など金融商品購入。
- 不動産。売り買い目的の不動産。土地は償却しないので投資と言うことになる。実態はギャンブル。買うならリートファンドか賃貸用不動産資産。不動産の維持費(固定資産税を含め)も投資に入れるのは違和感ありだな。
- 外食
- 外出・旅行
- 車の費用。車が無くても生きて行けるし仕事もできる。車は自分のスタイル。道楽でしかない。
- 書籍・観劇。時間を楽しんでいるだけ。
- 交際費。見返り/対価を期待しない支出。純粋消費。
- 教育。
- 費目分類(目的)のはっきりしない支出。不明金も同様。
<消費>
- 生活のための支出。 衣食住。
- 医療費。
- 保険。
こんな分類は意味が無いね。ネットでは投資20%、浪費5%、消費75%あたりが健全とあるが、多分大きな間違いだ。
生活のための消費は性格的にエンゲル係数と同じ。小さい方がいい。浪費は人生の目的だから大きい方が良い。投資は回収が付いてくる。100円投資で200円が戻ればマイナス100円の支出。失敗すれば黙って100円の損金。投資の蓄積効果を考えれば大きくても負担はない。小さい方が良い。
- 消費:50%未満。
- 浪費:30%以上。
- 投資:10%~30%。