日本社会の闇が浮かび上がる「アラフォー・クライシス」
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一般的なアラフォークライシス:
40歳は人生の曲がり角という意味のクライシスは従来からありました。
四十をもって不惑というのは 願望。人間四十にして大いに惑うものだ。若者から年配者への曲がり角。リーダーの器量がその歳までに備われば不惑でいいが、多くはそうは行かない。歳を重ねても若造のふるまいしかできない。社会的責任は増えてくるが、親の老後のケアと子供の高等教育のケアと負担も圧倒的だ。
肉体的にも、経済的にも、精神的にも、会社でも家庭でも、タフでないと苦しいのがアラフォー。専業主婦の家ならぎりぎり。共稼ぎの家では色々な形でストレスが表に出ているだろう。
昭和50年代生まれ特殊アラフォークライシス:
これに加えて、1975年から1985年の頃に生まれた世代の固有のクライシスが存在するようだ。悪い時代に生まれた彼らはずっと不幸の道を歩んできて、今その不幸は更に曲がり角の危機を迎えているということだ。最悪の時代。
- 就職氷河期
- ワーキングプア
- 派遣切り
並みの器量しか持ち合わせていないなら下手に転職なんかするものじゃないのだ。
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- 正規社員に慣れない。
- 結婚できない。
- 家も買えない。
- 親の年金に頼る生活。
- 親が死んだらきょうだいを当てにする生活。
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