非常識テレビドラマ「明日、ママがいない」の罪と罰

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非常識テレビドラマ「明日、ママがいない」の罪と罰

テレビドラマ「明日、ママがいない」

医療機関?福祉団体?まあいろいろなところから批判が続出した日本テレビの番組を試しに1回分だけ録画して視聴してみた。

毎週水曜日22:00-23:00の枠だから、子供が見る時間帯ではないという配慮はしてあるが、今時は録画もあるし、それをスマホでもYouTubeでも見ることが出来る時代だ。

大人が最後まで見れば作者の意図も理解して作品としての評価も可能だろう。ところが途中に織り込まれたストーリーは弱者に鞭をあてるような言葉の暴力ばかりが飛び交う悲惨なものだ。これを何週にもわたって延々と繰り返されれば、子供集団に、あるいは未成熟な家族の中に、どういう悪影響が出るか計り知れない。こんな連続ドラマは最低だ。

本当に意図した作品で主張が明確なら1回完結で作成して流すべきだ。

作者の意図が如何であろうが、出来たものは虐めを助長するものでしかない。作者~プロデューサーが幼すぎる。若しくは世間に対して反抗的なんだろう。メディアの中の危ない人の一人かもしれない。

「明日、ママがいない」のスポンサー企業と今後の対策案



日本テレビは例えスポンサーが下りたとしてもこの非常識番組を継続して放映するそうだ。そうなるとテレビメディアの犯罪と言うことになるな。公共の電波を使って教育問題・倫理問題を自分で全国に起こそうとしているのだから半端な犯罪じゃない。読売新聞、日本テレビはトラウマを抱えた人間集団を日本中に作り出したいのだろう。ホームページには反省も謝罪も無い。出演者も辛いだろう。契約を免罪符にして悪事を続ける行為は許せない。彼らはベトナムに行って上官に言われたからと言って平気で民間人を銃殺した愚かな?気の毒な兵士と同じ輩なんだろう。自分自身には何の倫理観もないのだから(あっても押し殺して)、ロボット以下の存在だ。日テレ社員は木偶の坊?。



メディアの倫理は難しい問題だ。一部の人が苦しむ内容ならOK?、少しだけ苦しむなら OK?、弱者への配慮はどこまで必要か?(こういう発想が先ず可笑しいかな?)、フィクションとしながらもドラマのモデルになった事実は分かる場合はその影響を事前に評価すべきか?(環境アセスメントと同じ?)。

問題は相手が小さな子供の場合だ。

子供をどうやって守らなければいけないか。メディアを使って子供の心を実験なんかさせてなるものか。



録画ビデオをチェックしたらスポンサーは降りていた。既にドラマも後半の枠に入っているのだろうが相変わらずの歪んだ世界が流されている。止むを得ない事情で孤児院で育った個人は世間のあちこちに居る。孤児院にもいけないで悲惨な幼少期を送らざるを得なかった人はもっと多い。一人ひとりが語りたくないドラマを抱えても居るだろう。孤児院を出て既に還暦を過ぎた普通に見える人でもトラウマからのげれることはできないで、夢でうなされることがある。

ドラマ制作者、強引に放映を続けている日本テレビは、批判を受けたあとも製作意図の説明も無いまま。その姿は強者の暴力行為そのものだろう。孤児院の闇に光を当てているつもりだろうか。日テレは日本の恥部である部落問題も取り上げているのだろうか。部落問題に触ったら攻撃されるから、政治的な力を持たない福祉団体をターゲットにしているのだろうか。

社会的賛同を得られない番組だからスポンサーは降りる。それでも続けることは社会を敵に回しても差別、虐め、歪みを強化するのは、強い悪意が存在するからだろうか。取材家庭で福祉団体から門前払いを食らって頭に血が上って維持でも放映するとやっているのだろうか。日テレの誰か有力者の個人的な意地(悪意)で放映を続けているのだろう。

DVD配信に切り替えることも簡単に出来る。NHKから穴埋め用の番組を買うこともできる。そういう代替案はいくらでも成立するのに放映しているのは社会への説明責任抜きでは許せないだろう。そいつがいくら説明しても、あちこちで生じる福祉団体への誤解、疑いは一種の歪みを持って強化されてしまう。本当の慈善家、ボランティアまでが傷ついていくかもしれない。

制作責任者?編成責任者?テレビ局の中のことはよく分からない。取り合えず、その辺をドラマ仕立てで紹介してほしいものだ。子供に武器を持たせるようなことをしないで済むでしょう。

子供(子役)を巻き込んで痛々しい番組を作るのって手法としてずるい気がするね。



赤ちゃんの泣き声を聞かせれば誰でも緊張を強いられ注目する。そのように動物は出来ているのだ。子供が画面で痛々しければ誰でもはらはらする。視聴率は上がるかもしれない。だからと言ってそのビデオが上出来でないことは誰でも判る。むしろその手法に腹立たしくなる。一種のサブリミナル効果のようなもの。

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