究極の美味しい「鍋焼きうどん」を作る
鍋焼きうどん
- (鍋焼きうどん)
煮込みうどんともいう。小振りの土鍋に一人前のうどんと具材を入れて味(普通はしょうゆ味)を付けて煮込んで熱々のものを直接土鍋から取って食べる。冬に食べることが多いが、体調が悪いときは他の季節でも食べてみたい。年10食は制覇したい。 - (味噌煮込み)
味噌を入れて煮込んだものは味噌煮込みとして愛知県辺りでよく賞味される。麺は固めのものが多い。汁の色が濃いが塩分はそれほどではない。 名古屋に行ったときは勿論、年に6回くらいは食べてみたい。 - (ほうとう)
山梨県ではユニークな味噌味の煮込みうどん=ほうとうを楽しむことが出来る。平打ちにした面を使うこと、カボチャを入れることが特徴。野菜が多めでヘルシーな印象がある。山梨に行ったときは年1回くらいは食べてみたい。
鍋焼きうどんの作り方
(材料)
- どんな材料が使われているのか羅列してみた。スープに入れて温めて食べることが出来るものなら何でも良さそうだ。 必ず入れるものはうどん以外は特にない。味付けも何でもいいようだ。好きなもので贅沢に、あるいは都合に合わせて手軽に、色々なアプローチが可能だ。
- 手軽に作る場合は、鍋の〆にうどんを入れる感覚。余り物などを適当に入れて、うどんと出しで味を調える。それでも十分美味しい。
- 時間があって気合を入れて作る場合は、全体をバランス型でつくるか、一点豪華型でつくるか、季節の旬ものでつくるか、考えるだけでも楽しみだ。
<うどん>
- 冷凍うどん
- 茹でうどん
- 即席麺
- 鶏もも肉
- 豚バラ肉
- 豚肉(細切れ)
- 牛うすきり肉
- 焼き竹輪
- 蒲鉾
- 厚揚げ
- ねぎ
- 青ネギ
- 白菜
- ほうれん草
- ニンジン
- ダイコン
- たまねぎ
- しいたけ
- 干しシイタケ
- 海老天麩羅
- イカ天麩羅
- 揚げ玉
- 冷凍かき揚げ
- 桜海老のかき揚げ
- 卵
- 三つ葉
- 麩
- ごぼう
- レトルトカレー
- にんにく(きざみ)
- ショウガ(きざみ)
- 蒸しホタテ
- シメジ
- 大根おろし
- 肉団子
- エリンギ
- まいたけ
- 平茸
- さつまあげ
- 水菜
- 焼き餃子(冷凍餃子は駄目かな?)
- 白菜キムチ
- なると
- 油揚げ
- 豆腐
- わかめ
- 牡蠣
- 出汁
- 麺つゆ
- みりん
- 塩
- 醤油
- 濃い口醤油
- たまり醤油
- ざらめ
- 鰹節
- 酒
- 顆粒出汁
- 顆粒かつおだし
- 顆粒いりこだし
- 昆布茶
- 酒かす
- ほんだし
- ポン酢
- サラダ油(炒め用)
- 七味唐辛子
- 和風だしのもと
- 砂糖
- コンソメキューブ
- トマトピューレ
- 鶏がらスープのもと
- 八丁味噌
- カレールー
- 柚子
レシピ:
考え方:
食べきり
鍋にうどんを入れてしまうので「食べきり」で作ります。〆はどうしても御飯という人・ご家庭ではうどんの量を考慮すべきですが、炭水化物過剰摂取に注意しましょう。 とは言え、作ってしまったら最後まで食べるのだぞ~。
大きく纏める
大きくまとめて作る。少量で作ると美味しくない。 一人用土鍋で作らないで、家族分・人数分の大きな土鍋で作る。店は一人用土鍋で出すしかないが、自宅なら大きいサイズ土鍋で更に美味しく作れる。
冷凍うどん
うどんは上出来の手打ち生麺が手に入る讃岐在住でもなければ、冷凍うどんが重宝する。カトキチ(テーブルマーク?)が始めた冷凍うどんも、今では讃岐の名前が入った拘りの冷凍うどんの通販サイトを利用したい。
- 「たも屋」
http://www.tamoya.com/ - 「山田屋」
http://www.rakuten.co.jp/yamada-ya/ - 四国日清食品株式会社
http://www.nissinreitou.co.jp/
野菜
- 野菜は良い出汁のもとだから必ず入れる。特に白菜は必須。ネギも必須。
- 野菜でも根菜類(ニンジン、ダイコン、サトイモ、ゴボウ、レンコンなど)は主材のコンビネーションを考えて入れる。
- キノコも出汁を美味しくするので何か1種類以上入れる。えのき・シイタケなら外す心配はない。
具材を入れ過ぎるとどうなるか?
- 色々な味が出て基本的には美味しくなります。
- しかし、只の複雑な味、出汁の味になって、返って印象は薄くなるのですね。
- メイン具材(その鍋焼きうどんのテーマ具材)と調和する具材に絞ること。
- 出汁はメイン具材の特性に合わせて選択または調理すること。
鍋焼きうどんのテーマ
- 牛鍋焼きうどん⇒牛肉+すき焼き風の出汁。濃い目の味付けになりがちだからうどんは太目を使うこと。麩も入れたい。
- 牡蠣鍋焼きうどん⇒牡蠣+やや濃い目の味噌味。牡蠣の生臭さと野菜の水分に注意。うどんは太目を使うこと。
- 鶏鍋焼きうどん⇒鶏肉。地鶏などしっかりしたものを使う。しょうゆ味、塩味のどちらでもいいが、塩分は押さえること。野菜は多めに入れ、野菜出汁も利用する。うどんは好みで太麺、細麺どちらでもよい。
- 豚鍋焼きうどん⇒豚肉。たっぷりの野菜(白菜がメインだが、キャベツでも、レタスでもいい)、キノコ類を入れる。灰汁もしっかり取る。日本酒は多めに入れる。ニンニク、ショウガのすり卸も好みで加えたい。
- 天麩羅鍋焼きうどん⇒定番は海老天。竹輪天、 かき揚げ、穴子天、キス天など好きなものを1種類か2種類。種類が多いとボケます。茹で卵またはポーチドエッグもよい。麩も入れたい。
- 豆腐鍋焼きうどん⇒豆腐。湯豆腐にうどんを入れるような感覚だ。焼き竹輪、はんぺん、魚貝(白身魚刺身、ホタテ刺身、火を通しすぎないこと)などを好みで入れる。全体として豆腐以外の具材は少なくすること。
- 芋茸鍋焼きうどん⇒しょうゆ味。好みの芋(サトイモがメイン。ジャガイモもOK)、茸(3種類は入れたい)、ごぼう、ダイコン、ニンジンも入れる。肉は好みで 鶏豚牛どれでもよい。魚はあわない。揚げも入れたい。
- カレー鍋焼きうどん(昼)⇒レトルトカレー。お手軽食。お昼のメニュー。好みの和風出汁の元でスープを作って冷凍うどんを茹でて、温めたレトルトカレーを入れて1分~2分煮る。只のカレーうどんにしても良い。
- カレー鍋焼きうどん(夜)⇒芋茸鍋焼きうどんの塩分を抑えてカレールー、パウダーなどを入れてしっかり煮込む。太いうどんを使う。
- キムチ鍋焼きうどん⇒ 豚鍋焼きうどんをベースにキムチを使う。辛い味が好きな前提だから細いうどんを使う。味付けに味噌を追加したり、具材に牡蠣などを加えるのも面白い。
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