/
誰かが仕事の代金を現金で受け取った。ただこれだけのことがネットに書き込まれた。業者の個人的なメモ~SNS~だったかもしれないが、やがて、住所が特定される。うちも仕事を頼みたい。出来栄えを確認したいので物件の場所を教えて欲しいと言えば、不用意に教えてくれるかもしれない。要するに、タンス貯金が半端でない人を特定したいだけなのだ。所沢・国分寺の連続強盗事件の裏にあったかも知れないエピソード。
この場合は被害者はネットに何も書き込みをしていないが、もっと非常識なことをしたためリスクを拡散されてしまったとも言える。
今の時代は、誰でも何処でも何時でも、録音・録画・撮影が可能で位置情報まで特定される。歩く監視カメラ、走る監視カメラ、待ち伏せている監視カメラがそこら中にある。それらは間髪入れずにネットにアップされる。
犯罪者はAIを使ってネットにアップされた情報を選別する。集約化体系化していく。ちょっとした部分情報だけの筈でも、犯罪者のサーバーで統合された時には本人以上に本人特定情報が整理されている。犯罪者にとって幸いなことン政府が作って使用をごり押ししているマイナンバーが最重要なキーコードとして利用されているのは当然。マイナンバーを集めるのはこれからはとても簡単になるからこれに全ての情報を紐づけることになる。政府は紐づけは限定的に行うとしているが、無駄で、無理なことに直ぐに気付くだろうし、犯罪者が先に統合化を進めてしまうだろう。
/
リスクから少しでも距離を取るために健全な市民が行うべきこと:
(思い付き)
- ネットに何でも書き込む人~熱心にSNSを使う人~口の軽い人~自己中心の人~・・・この手の人とは距離を取る事。1対1でも、グループでも、会議の中でも 、この手の人が紛れ込んでいないか注意を怠ってはいけない。
- ごみの捨て方にも要注意。 住所氏名は分かり易いが、一見無意味に見えるお客様識別番号がDMには殆ど記載されているので意味不明でも消しておくこと。
/
- 実名・ニックネーム・
- ハンドルネームの再利用
- メールアドレス
- アカウント名、ID名。パスワードなどは論外。
- 利用する施設名:関連情報と組み合わせれば簡単に特定できる。駅、鉄道、バス会社、百貨店、スーパー、コンビニ、レストラン、病院、クリニック、遊技場、公園、・・・
- 体形・体重・身長・長髪短髪禿・
- 病名、治療薬、既往歴。
- 利用するクレカ。クレカ番号。
- 保険証の有無。番号。
- マイナンバーの有無。番号。
- 免許証の有無。運転の有無。免許証の番号・画像。
- 年齢、誕生月日。
- 家族情報。家族構成。
- 住宅事情。
- 通勤通学事情。
- ペット事情。
- 買物事情。特に大きな買い物。
- 画像:自画像・家族写真・通勤路、通学路、散歩、旅行。景色が映るもの、施設が写るもの。場所・イベントなどに特徴的な画像。
- 画像の映り込み。周辺の映り込みは当然、ガラス(窓など)、鏡など。瞳に反射した画像迄解析される時代。
/
<A>
公開SNSは最大の注意。ここには個人的なことは何一つ書いてはいけない。と思う気持ちが必要。特に、少しぐらいなら構わないと思ったら命取り。AIは全部浚っていって統合化してしまいます。
<B>
閲覧者限定のSNSでも要注意。ログインできる人は誰でも閲覧可能なものはフェイスブックなどだが世界に10億人以上いるから実質公開と同じ。閲覧者を特定できるチャンスがあるという以外の安全性担保はない。この場合も見た人が自分の公開SNSに書き込むリスクがある。
<C>
自分が許可した人だけ閲覧。これは許可を与えるポリシーに依存する。 極めて限定的な運営か、応募があればだれでも許可では月と鼈。
<D>
非公開SNSも完全オープンな訳にはいかない。サイト運営者にも悪人は入り込む。ミス、誤作動もある。その日は担当がアルバイトに変わっていることも。悪徳AIより怖い最大のリスクは運営者のサーバーが犯罪被害に遭うこと。ソフトバンク・ヤフーでは四六時中情報事故を起こしている。他は公開していないだけのことと思った方が良いだろう。
/
<対策>
複数のプロフィールを用意する。全く別人格・別世界の人。混在させることで、うっかり漏れ出た個人情報がカモフラージュされる。
時々、あるいは毎回、出鱈目を記載する。出来るだけ超出鱈目。
だから安心ではない。対策を入れてもAIは見破るだろう。だから、詐欺強盗が喜ぶネタの提供はしないこと。現ナマお金、宝石、貴金属、その他金目の物の話は出さない。
例え1人暮らしでも大家族にする。家にはいつも誰かいるし、近所付き合いも頻繁。自宅でも借家。仕事をしていても失業中。
/