クラウド時代で様相一変の「無料のオンラインストレージ(Free Online Storage)」サービス
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Flickr
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Flickr
- http://www.flickr.com/
- 米ヤフーは容量1テラバイトに拡大と発表した。いつの間にかフリッカーはヤフーの傘下に入っている。日本のフリッカーサイトの説明では容量無制限。どちらが正しいのか分からないが相当のボリュームが提供されている。
- フリッカーは画像データ専用のオンラインストレージ。基本は公開・共有だが、非公開の設定も可能。一般的なファイルストレージには使えないが不自由は無い。画像・映像だけが実際には容量が足りなくて困るのだ。
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Shared
- https://shared.com/
- 無料枠容量:100GB、ファイルサイズ:2GB。
- 無料で100GBまで利用できるって?今時の常識をひっくり返す勢いだね。月1000円で1TBまで。月3000円払えば容量無制限だって。アカウント(メールアドレス?)を10個用意すればトータル1TBをオンライン上に確保できるんだ。一体どういうビジネスモデルだろうか。
- 理屈はさておいて取り合えず登録しよう。クラウド上の只のゴミ箱にならなければいいが。
- 利用はブラウザ経由。パソコン利用が基本。
- 2014年1月現在では余計な個人情報を入れなくてもさっさと登録ができて直ぐに使えるようになった。逆に言えば、セキュリティに無頓着な印象。
- 操作性はフォルダー単位でのアップロードとかが出来ないため使い難い。今後改善されないとなると100GBなんて使うのも大変だろう。
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Bitcasa
- http://www.bitcasa.com/
- 無料枠容量:10GB、ファイルサイズ:無制限。
- 無料で10GB。月1000円で容量無制限。凄いね。ファイルサイズの制限もない。動画の大きなものも入れることが出来る。
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- http://ja.4sync.com/
- http://www.4sync.com
- 無料枠容量:15GB、ファイルサイズ:不明?。
- 利用はウインドウズ向けに提供されたアプリを経由。Dropboxに似た仕様とか。スマホ向けアプリも提供。
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- https://coredrive.com/
- https://coredrive.com/jp
- 無料枠容量:5GB、ファイルサイズ:500MB。
- 利用はブラウザ経由。スマホ(iOS)向けは近日リリース?。
- 特徴は多様なファイル形式に対応していてブラウザ上で展開できること。共有のためのストレージとして利用する分には不足はないだろう。もしかするとパソコン上で閲覧でき名ファイル形式もここに入れると上手く表示できるかもしれない。
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Dropbox
- 超有名。先駆的な無料オンラインストレージでは生き残った口だ。サードパーティサービスとしてネットワークインフラの一つとしてのポジションを獲得している。
- https://www.dropbox.com/
- 2GB
- 無料枠2GB。有料なら500GBまで。今時無料2GBには何のインパクトもない。
- 画像・映像データを保管するには容量は十分と言えない。
- 単一ファイルの交換には十分だろう。
- 複数のアカウントを使い分ければ最大10GB程度まで利用可能だろう。
- https://www.google.com/intl/ja/drive/about.html
- Google+サービスセットの一つ。
- Explorerにマウントできるユーティリティも提供されている。その場合はアカウントIDも固定されるので、複数アカウントを使う場合は従来どおりWEBユーザーインタフェースのでややかったるい利用となる。
- 15GB
- 無料枠。グーグルならではの"てんこ盛り"だ。
- 複数アカウントを使えば15GBbの数倍利用できるかと思うが、グーグルは銀行で言う所謂”名寄せ”を始めているのでいずれ何らかなの制約は入るだろう。
- https://skydrive.live.com/
- 7GB
- スカイドライブはマイクロソフト提供のサービスだから信用できるといいたいが、この手のサービスでマイクロソフトは必ずしも信用できない。直ぐにやめてしまう。バージョンアップをやめてしまう。
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KDrive(要注意・日本人使用禁止)
- KingsoftのKDriveも無料で50GB提供しているが、どんなに間違ってもここを利用してはいけない。キングソフトは暦とした中国企業。中国の官憲の手がいつでも入ってくるし既に中国政府・中国軍の要請でコンテンツ監視・提供を行なっている可能性がある。(可能性どころではない確信犯と思え!グーグルにしたってNSAに協力している)
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このような大容量ファイルストレージで特にブラウザベース利用の場合に問題になるのは操作性。フェイスブックでも簡単に分かるように最新の情報は直ぐに閲覧できるが、過去の情報にアクセスするのは大変だ。その辺の作りを見ないとどの程度使い物になるか分かりません。