頼まれ事の正しい断わり方?
- これは問題解決のトレーニングだ。
- 誰かから何か頼まれたときに、引き受けることもあるが断ることもある。断るのは相手の期待を裏切ることになるため、後々まで感情を害することになることも少なくないだろう。表面化しないまでも、内面的には何らかのわだかまりを残すこともあるだろう。正しいあるいは角の立たない上手な断わり方はどうするかという問題。
<問題を理解する>
- 頼んできた人はどの程度困っているのか。何でも平気で頼む人もいる。挨拶代わりに人に物を頼む人。プラスのストロークと勘違いしている人種だ。
- 相手を知ること。相手の状況を知ること。今までの貸し借りをみること。断れる相手かどうか。
- 知らない人:男か女か、成人か子供か老人か、病気・怪我をしているか、まともな人か反社会的な人か、金持ちか貧乏人か。
- 知人:
- 金のケースは多い。多くの場合最も深刻だ。恩を売ることも恨みを買うことも。言葉は悪いがくれてやる覚悟の金。寄付金は大概そういうものだ。金の扱いは兄弟一族親友でも難しい。
- 物の貸し借りは毀損・磨耗あるいはアベイラビリティが問題になるだろうが、クルマなど高額品・重要資産は勘違いのないように慎重な態度が臨まれる。
- 役務。自分の時間を他人の目的で使うので、日ごろの恩返しを出来るチャンスだね。
- 証言、保証、登録、アンケート、などピンからキリまであるが、自筆署名、押印などの場合は深刻になるから見極めが大事。匿名の協力なら時間と相談して。
- これを理解しないと深刻な事態を招く。パワーゲームの一環で頼みごとをする人もいる。始末が悪い。よく知っている人か全く知らない人か。どういうつながりの人か。
- 人間関係が壊れる
- 男が下がる
- 無能な男としれる
- 謝罪/感謝+理由+断わり+代替案。⇒代替案が大事って其れがあるなら頼まないよ。
- 一旦延期する、保留する、代替案を考える時間を確保する。
- 断る理由に外的要因を持ってくる。 ⇒普通は法事を使うね。親戚は大勢いるんだね?
- 肯定的な表現。出来ること。出来る範囲の事を言う。
- クッション言葉をつける。申し訳ないですがとか、恐縮ですがとか。
- 曖昧な表現は避ける。相手に無用な期待を抱かせると、自分も穴に落ちる。
<代替案を考える>
- 本当の問題を理解する。
- 問題の所有者を探す。
- 問題の2重構造を理解する。頼み頼まれの場合はネジレをうまく処理しないと一緒の穴に落ちてしまう。
「あなたが頼みを断る理由?」
- 迷惑だから。
- 関わりあいたくない。
- 後々面倒だ。
- 日ごろの鬱憤晴らし。
- 余裕がない。経済的、時間的、身体能力的、
- 損をしそうだ。
- 日ごろから嫌なやつだから。
- 態度が悪いから。胡散臭いから。
- どこまで無理していいか分からない。
- 日ごろからお世話になっている。
- 以前に頼みを受けてくれたことがある。
- 好感をもっている。。
- 何かのチャンスと思った。
- いい格好したい。
- 断ると男が下がる。
- 断ると人間関係がギクシャクする。
- 断ると仕事に差しさわりがでるかもしれない。